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Biomeの設定を詳しく見てみた
前回の記事でBiomeをVueのプロジェクトで使用してみましたが今回はBiomeの設定を詳しく見ていきたいなと思います!
※2024年9月時点
Analyzer
現在Analyzerで提供さいている機能は以下の通りです。
Import文のソート
BiomeのImport文のソートは「自然順」に基づいてインポートを自動的にソートしております。
この機能はinitをして設定ファイルが吐き出されてタイミングではデフォルトで有効になっており、無効にしたい場合は以下の部分を修正いたします。
"organizeImports": {
"enabled": true
},
↓
"organizeImports": {
"enabled": false
},
自然順とは
「自然順」とは、インポート文をソートする際の一つの方法で、より一般的でユーザー固有でないモジュールを先にし、具体的でユーザー固有のモジュールを後に配置するソート順序です。この方法は、コードの可読性を高めるために使用されます。
Formatter
BiomeのFormatterはPrettierと近い哲学で実装されているためPrettierからの移行も可能になっている。
※一部スタイルのオプションが非対応
PrettierとBiomeの互換性
Linter
BiomeのLinterはFormatterと同じようにESLintやESLintのプラグインのルールからインスパイアされて作られているのでESLintの移行が可能になっております。
※Formatterと同じで一部はBiomeでの異なるルール名で採用しているケースがあります。
ESLintとBiomeの互換性
※Biome側の推奨ルールのみ互換性を見ております。
こちらに推奨ルール以外も載っているので是非見てみてください。
おわりに
少し簡単に説明するつもりで書きはじめましたがそれがこの量に記述になってしまったのですが、お役に立てると幸いです。
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