Slack アプリのワークフロービルダーを使ってみた
Slack アプリでは、ワークフロービルダー を使うことで、日常的なタスクを効率化できます。
例えば、部門間でやりとりが発生するような「申請」も、Slack アプリ内で決まったフォーマットや定型文の入力で完結できるようになります。
今回は、「出張申請」を例にした「出張申請ワークフロー」の作り方をご紹介します!
「出張申請ワークフロー」では、出張者が申請フォームから出発日、到着日、場所、金額を入力すると、入力した内容が Slack アプリでメッセージ通知されるところまでを作ってみます。
1. Slack ワークフローの作り方
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左上のメニューより「開始」→「ワークフロービルダー」を選択後、右上の「新しいワークフロー」をクリックします。
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「ワークフローを構築する」をクリックします。
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「ワークフローを開始して...」では、ワークフロー をどこから、またはどういったタイミングで開始するかを設定します。「イベントを選択する」をクリックします。
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今回は Slack アプリ内からワークフロー を開始しますので、「Slack 内のリンクから」をクリックします。
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「続行する」をクリックします。
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「その後これらを続行」では、ワークフロー を開始後に実行されるアクションを設定します。「ステップを追加する」をクリックします。
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今回はフォーム入力による出張申請を作ってみます。左側の「フォーム」をクリック後、「情報をフォームで収集する」をクリックします。
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フォームのタイトルを入力して、「質問の追加」をクリックします。
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質問では、ワークフロー 実行時に入力する項目を設定します。続けて入力する場合は「別の質問を追加する」をクリックします。完了した場合は「終了」をクリックします。
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「フォームをプレビューする」から、入力フォームを確認できます。
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プレビューを確認して問題ないようでしたら、「編集に戻る」をクリックし、「保存する」をクリックします。
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フォーム入力後、チャンネルにメッセージを送信してみます。「提案されるステップ」から「チャンネルでのメッセージ」をクリックします。
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「チャンネルを選択する」から、メッセージを送信するチャンネルを選択します。ここでは、「ワークフローが使用されたチャンネル」を選択します。
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「メッセージを追加する」に、フォームの入力項目が表示されています。申請した人があるとわかりやすいので、今回は「変数を挿入する」から、申請者を追加してみます。
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「ワークフローを使用した人」をクリックします。
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追加されました!メッセージがわかりやすいように、文章を修正してみます。
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申請者の文言を追加しました。「保存する」をクリックします。
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「完了」をクリックします。
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ワークフロー名、説明、権限(ワークフロー を使用できるチャンネルや人)を選択後、「公開する」をクリックします。
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こちらの画面が表示されたら、ワークフロー の作成は完了です!「終了」をクリックします。
2. ワークフロー をチャンネルに適用する
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ワークフロー を適用したいチャンネルの、画面上部にある「+」から、「ワークフロー」をクリックします。
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作成した「出張申請ワークフロー」を選択して、「追加」をクリックします。
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「ワークフロー」が追加されました!
3. ワークフロー を使用する
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「ワークフローを開始する」をクリックします。
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フォームの各項目を入力して、「送信する」をクリックします。
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ワークフロー を使用したチャネルに、フォームで入力した内容のメッセージが届きました!
まとめ
このように Slack アプリでは、日常的なタスクをワークフロービルダー の活用によって、効率化できます。
今回はトリガー(タイミング)をフォーム入力、ステップ(実行する処理)をメッセージ通知する、というワークフロー を例にご紹介しましたが、さらに承認のステップを追加できます。
「申請」以外にも、プログラム開発におけるソースレビューやドキュメントレビューといった、「確認」の依頼漏れや、手間の削減にも活用ができます。
トリガーやステップには、他にもいくつかの種類が用意されています。
日々の業務に適したトリガーとステップからワークフロー を作り、業務の効率化にぜひ活用してみてください!
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