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GeminiCLI登場!最速体験レポート:Claude Codeとの決定的な違いとは?
はじめに
Googleが昨日深夜、ついに「GeminiCLI」を正式リリースしました!
これまでのGoogle Code Assistとは異なり、今回は明らかにClaude Codeを意識した真っ向勝負の製品です。実際に使ってみたので、率直な感想をお伝えします。
インストール
前提条件: Node.js version 18以上が必要
インストール方法(どちらでもOK):
# 方法1: 直接実行
npx https://github.com/google-gemini/gemini-cli
# 方法2: グローバルインストール
npm install -g @google/gemini-cli
gemini
(WindowsユーザーはWSL環境必要なし!)
ログインはGoogleアカウントで完了(APIキー不要)、完全無料で利用開始できます。
実際に使ってみた感想
料金面:圧倒的なコスパ
項目 | GeminiCLI | Claude Code |
---|---|---|
基本料金 | 完全無料 | 最低$20/月 |
利用制限 | 1時間60リクエスト 1日1000リクエスト |
5時間で2コンテキスト制限 |
モデル | Gemini 2.5 Pro | Claude Sonnet4/Opus4 |
無料でGemini 2.5 Proが使い放題なのは驚きです。Claude Codeの最低$20と比べると、個人開発者には大きなメリットがあります。
速度面:体感でClaude Codeより高速
出力スピードは確実にClaude Codeを上回っています。ただし、Geminiの「ちょっと冗長」な癖は残っており、CursorなどのAI IDEほどではないものの、システムプロンプトでの調整が必要かもしれません。
コンテキスト:圧倒的な100万トークン
これが最大の強みです:
- GeminiCLI: 100万トークン(ほぼ満額利用可能)
- Claude Code: 20万トークン
5倍の差は複雑なプロジェクトでは決定的です。CursorやClaude等の「実質的な削減」もなく、本当に100万トークン使える印象です。
コーディング能力:Claude Codeにやや劣る?
コーディング能力はClaude Codeと比べると若干劣るかもしれません。ただし、テストケースが限定的だったため、時間があればより詳細な検証が必要です。
現在の課題
まとめ
GeminiCLIは確実に**「Claude Code対抗馬」**として登場しました。
GeminiCLIが向いている人:
- 無料で高性能AIを使いたい個人開発者
- 大容量コンテキストが必要な複雑プロジェクト
- 高速な応答を重視する開発者
Claude Codeが向いている人:
- 安定性・出力品質を最重視する人
- 多少のコストより信頼性を求める人
- チーム開発での一貫性が必要なプロジェクト
まだリリース直後でバグは多いものの、無料で100万トークンのコンテキストという破格のスペックは魅力的です。今後のアップデートに期待したいところです!
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