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【Claude Codeチャレンジ日誌4】WSL環境でClaude Code Usage Monitorを導入してトークン使用量を可視化する

に公開

2025/6/23 追記!!

以下のコマンド実行するだけで確認できるようです!

npx ccusage@latest blocks --live

こんな感じ!

はじめに

Claude Codeを使っていると、トークンの使用量が気になりますよね。特に作業に熱中していると、いつの間にかトークンを使い切ってしまうことも...。

そんな悩みを解決してくれる素晴らしいツール「Claude Code Usage Monitor」を見つけたので、Windows11のWSL環境での導入方法を紹介します。

2025/6/22 17:07時点
モニター画面イメージ

2025/6/22 17:55時点(リセットされた後)

環境

  • Windows 11
  • WSL2(Ubuntu)
  • Claude Code(導入済み)
  • Node.js & npm(導入済み)

Claude Code Usage Monitorとは

このツールは、Claude Codeのトークン使用状況をリアルタイムでモニタリングできるCLIツールです。

主な特徴:

  • 🔄 3秒ごとに自動更新
  • 📊 視覚的なプログレスバー表示
  • 🔮 トークン枯渇時刻の予測
  • ⚠️ 使用量超過時の警告
  • 🌍 タイムゾーン設定対応

導入手順

1. ccusageツールのインストール

まず、トークン情報を取得するためのccusageをインストールします。

# WSL環境で実行
sudo npm install -g ccusage

# インストール確認
ccusage --version
# 15.1.0 などのバージョンが表示されればOK

2. Python仮想環境の作成

最新のUbuntuでは、システムのPython環境を保護するため、直接pipでパッケージをインストールできません。そのため仮想環境を使用します。

# 適当な作業ディレクトリに移動
cd ~

# 仮想環境用のディレクトリを作成
mkdir claude-monitor-env
cd claude-monitor-env

# 仮想環境を作成
python3 -m venv venv

# 仮想環境を有効化
source venv/bin/activate

3. 必要なPythonパッケージのインストール

仮想環境内でpytz(タイムゾーン処理用)をインストールします。

# 仮想環境が有効な状態で実行
python3 -m pip install pytz

4. リポジトリのクローン

モニターツール本体をGitHubからクローンします。

# ホームディレクトリに戻る
cd ~

# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/Maciek-roboblog/Claude-Code-Usage-Monitor.git

# ディレクトリに移動
cd Claude-Code-Usage-Monitor

5. 実行権限の付与

スクリプトに実行権限を付与します。

chmod +x ccusage_monitor.py

6. モニターツールの起動

日本時間で表示するように設定して起動します。

# 仮想環境を有効化(まだの場合)
source ~/claude-monitor-env/venv/bin/activate

# 日本時間で起動
./ccusage_monitor.py --timezone Asia/Tokyo

起動成功!

正常に起動すると、以下のような画面が表示されます:

✨ ✨ ✨ ✨ CLAUDE TOKEN MONITOR ✨ ✨ ✨ ✨
================================================================

📊 Token Usage:      🟢 [████░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░] 11.2%

⏱ Time to Reset:    🕐 [██████████████████████░░░░░░░] 48m1mm

🎯 Tokens:          12,837 / ~114,541 (101,704 left)
🔥 Burn Rate:       179.6 tokens/min

🏁 Predicted End: 02:37
💤 Token Reset:   18:00

📊 Smooth sailing... | Ctrl+C to exit 🟨

便利な使い方

エイリアスの設定

毎回長いコマンドを打つのは面倒なので、エイリアスを設定しましょう。

# .bashrcに追加
echo 'alias claude-monitor="source ~/claude-monitor-env/venv/bin/activate && cd ~/Claude-Code-Usage-Monitor && ./ccusage_monitor.py --timezone Asia/Tokyo"' >> ~/.bashrc

# 設定を反映
source ~/.bashrc

# 以降はこれだけで起動可能!
claude-monitor

まとめ

Claude Code Usage Monitorを導入することで、トークンの使用状況を常に把握できるようになりました。特に以下の点が便利です:

  • リアルタイムでの使用量確認
  • 枯渇時刻の予測による計画的な作業
  • 視覚的で分かりやすいUI

WSL環境でも問題なく動作するので、Windows + WSLでClaude Codeを使っている方はぜひ試してみてください!

参考リンク


Accenture Japan (有志)

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