Gensparkでイケてるスライドを作成する方法
まずはこちらをご覧ください。今回の「札幌すごいAI会ビギナー回」の投影スライドです。
(⭐️ご参加・アンケート回答いただいた皆様、ありがとうございました!)
実はこちら、8割くらいGensparkというAIで作っています。
自分でスライドを作ってみて、イケてる生成のコツがわかったので共有します!
まずはプロンプトを示し、その後に分かったコツを書いていきます。
実際に使ったプロンプト
後述のコツを元に、上手くいったプロンプトがこちらです。
最初のプロンプト
条件に従って、下記のスライドを作成してください。
条件
・めちゃくちゃかっこよく超クールにイケてる感じに作って。
・ビジュアルストーリー重視のスライド資料を作成して。
・ スライド0、6、7には添付した画像を使用して。
・文字は指定したものをそのまま使って。
スライド1
タイトル:札幌すごいAI会 ビギナー回
<中央に画像を大きく配置。画像URL:https://media.connpass.com/thumbs/82/f3/82f3bc4b46f68139003ccbd9e432eb06.png>
Wi-Fi
ID: XXXXXXXXX
Password: XXXXXXXXXX
スライド2
タイトル:札幌すごいAI会 コンセプト
・「AIってすごい」を体感し、分かち合う。
・「札幌すごい」と盛り上げていきたい!
スライド3
タイトル:ビギナー回
・初心者〜中級者向けのハンズオン回
・①基礎から応用まで!AIのプロンプト講座
・②未経験でOK!AIでのゼロからECサイト構築
・実際に手元でAIを触りながら、使いこなすための第一歩にしましょう!
スライド4
タイトル:諸注意
・お互い気持ちよく楽しく過ごしたい!ご配慮を!
・写真を撮影し、後日広報に使わせていただきます。
・写真を撮られたくない方や、後日やっぱり消して欲しいと思った方はお知らせを!
スライド5
タイトル:ハンズオン
・①基礎から応用まで!AIのプロンプト講座
・②未経験でOK!AIでのゼロからECサイト構築
スライド6
タイトル:参加者アンケート
<中央に画像を大きく配置。画像URL:https://raw.githubusercontent.com/ykishimotoy/company_sample_page_better/refs/heads/main/src/anke-to.png>
スライド7
タイトル:次回、第3回札幌すごいAI会、8月29日(金)!
<中央に画像を大きく配置。画像URL:https://media.connpass.com/thumbs/a2/7d/a27da27809a8223da98348a450657488.png>
<QRコードを配置。画像URL:https://raw.githubusercontent.com/ykishimotoy/company_sample_page_better/refs/heads/main/src/dai3kai.png>
※Zennの仕様で見出しっぽくなってますが、実際は「# スライド1」「## タイトル:〇〇」のようにMarkdown形式で書いています。
なんとなーく、雰囲気分かりましたかね?
さて、ここからは、私が掴んだコツを5つ解説していきましょう。
コツ①:AIに「めちゃくちゃかっこよく超クールにイケてる感じに」と指示すると、めちゃくちゃイケてる感じにやってくれる。
...なんかちょっと胡散臭いと思いませんでした?
私もこれを樋口恭介さんから最初に聞いたとき、鼻で笑ったものです。ああ、青二歳だった。
これ、騙されたと思ってやってみてください。超カッコよくなるんですよ。
コツは、「カッコよくして」ではなく、
「めちゃくちゃかっこよく超クールにイケてる感じに」くらいに過剰に言うこと。
下手に凝ったデザインプロンプトを作ってカッコよくしようとするより、
AIに超カッコよくおまかせの方がうまくいきます。
コツ②:スライドは明確にスライド番号とタイトルを示す
「# スライド1」「## タイトル:札幌すごいAI会 ビギナー回」
のようなイメージで、構造を明確に示してあげましょう。
そうすると、スライドの枚数や構成を思った通りに作成できます。
コツ③:文字は提示したものをそのまま使わせる
最初に「# 条件」などと書いて、人間が書いた文字をそのまま使うように指示しましょう。
AI側でもそれなりに文字の取捨選択をやってくれるのですが、
ちょくちょく思ってたのとズレることがあるので。
(そして、それを直すのにクレジットがもったいない...。)
コツ④:画像を追加するには、ネットに上げてURLを渡す
Gensparkには指示の際に画像を添付できるのですが、
添付しても何故かうまく読み込んでくれませんでした。
(スライド上で、image not foundみたいな画像として使われてしまいました。)
ただ、ネット上に公開した画像のURLを渡したら、すんなり利用してくれました。
自身で作った画像をネットに上げてURL化するには、GitHubにこんな感じにアップロードすると良いです。
(技術的な経験がなくても、アカウントを作ってノリでアップロードできます。怖がらなくて大丈夫!)
ちなみに、画像の作成はこんな感じ。
- 最初の画像はChatGPTでプロンプトを作ってから、同じくChatGPTで画像生成しました。
- QRコードはここでやりました。フツーにURLを変換するだけ。
コツ⑤:細かいところは手で直す、直せなかったらプロンプト叩く
Gensparkでは、スライドの細かい部分を「高度な修正」というオプションで直せます。
(ちょっと使い勝手の悪いWeb版パワポツール、というイメージです。)
文字は割と自由に直せます。いらない要素を消すのも自由にできます。
ただ、要素の追加や移動、拡大縮小は、できなくもないけど難ありです。
これらは素直に「こう直して」とプロンプト叩いて直させた方が吉。
細かい修正ポイントの指示出しイメージ
-
スライド1で、他のスライドと同様に、タイトルを配置して。
タイトルの文字は次の通り:札幌すごいAI会 ビギナー回
<補足:スライド1だけタイトルが出力されなかったので> -
スライド7で、1つ目の画像はスライドサイズの60%、2つ目の画像はスライドサイズの20%で、横並びに配置して。
<補足:画像の並びとサイズ感を直したかった> -
スライド5で、各箇条書きの項目を、下記に示すような2行にして欲しい。
基礎から応用まで!AIのプロンプト講座
by Daisuke Tsukahara
未経験でOK!AIでのゼロからECサイト構築
by Masaki Kudo
<補足:レイアウトを変更したかった。手修正だとなんか変になったのでプロンプトで直しました> -
スライド5で、listitem要素を示す点が表示されている。これを非表示にしてほしい。
文字でのイメージは下記の通り。
正:①基礎から応用まで!AIのプロンプト講座
誤:・①基礎から応用まで!AIのプロンプト講座
<補足:謎の箇条書きの点を消したかった> -
スライド8を新たに作成して。以下の内容。
タイトル:本日の懇親会
・お申し込みの方&この場で行きたい方はお知らせを!
・近くの居酒屋へ飛び込みinします!
<補足:新しいスライドを足したかったので。いい感じに乾杯アイコンまで入れてくれました>
以上!これを使えばあなたもGensparkでイケてるスライドが出せるはず!
LTの準備などなど、ご活用ください!
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