25:nano-bananaで作る漫画作成ツール
はじめに
このブログはVibeCodingでAIだけでツールを作り、AIに何ができて、何ができないのか?を探るための個人的な挑戦の25個目のツールを掲載します。
さて、今回は今話題のnano-bananaこと、Gemini 2.5 Flush Imageを使ったツールを作成したいと思います。
このツールの特徴として、
- 画像から破綻なく、ポーズ変更等の編集ができる
- 画像を組み合わせての生成(例えば、棒人間のスケッチの構図に画像を変える等)
- 作成できる画像も高品質
で、非常に話題になっています。
ということで、今回はこれを使ったツールを考えていきたいと思います。そこで思いついたのが、漫画作成ツールです。
最終成果物
やることとしては以下です。
- プロンプトからキャラクター画像を生成
- キャラクター画像に構図をスケッチで与える
- そのキャラクター画像とスケッチ、そしてシチュエーションのプロンプトをもとに、漫画のイラストを作成する
- 作成した漫画は修正もプロンプトで可能
というものにしました。そうして完成したのが以下です。
動画では魔王と勇者の戦いを生成しました。
・魔王
・勇者
・スケッチ
この3つから、
「魔王城での戦いの様子」を生成するようにしました。
そうしてできたのが以下です。
見事、魔王と勇者を破綻なく動かして、魔王城での戦いを作ることができました。
今回の学び nano-banana
今回使った、nano-bananaは、画像を動かすことに本当に優れていました。今後は、「モデルさんの画像から、広告を作ったり」、依然作ったような「試着ツール」等無限の可能性があるように思います。
一方で、私が、この利用で思ったのは、Googleにおける広告の自動生成の未来です。例えば、URLから、そのサイトに何が書いてあるのかを読み取り、そのサイトを読んでいる人なら、こういう広告でクリックしてくれるだろうと、広告を商品画像から自動生成していく。
ガードレールなどが当然必要ではあるものの、こんな未来ができたなら、非常にインタラクティブな広告の未来が見えてきます。
現時点はGoogleの本気を見たなぁと思うまでですが、未来はもっとすごいところをきっと見ているのでしょうね。
おわりに
使ってみたら、やっぱりすごかった!というのが感想です。
画像や動画という分野で、ここまで自由にいろいろできるようになると夢や発想が膨らみますね。
今後も、使ってみて、ツールをどんどん作ってみたいと思います。
このブログでは、個人的に生成AIを使って作ったツールを紹介していきますので、今後もどうぞご覧ください。
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