Dify 0.6.15 Secret type環境変数、プロンプト生成、GTP-4o mini
はじめに
Difyの最新バージョン0.6.15が公開されました!
コミュニティ機能が充実してきています!
新機能1:Secret typeの環境変数が利用可能に
ChatflowとWorkflowでSecret typeの環境変数が使用できるようになりました!
利用用途はAPIキーやセンシティブデータを保護するためです。
Difyの受託開発が進みそうですね。
具体的には、まず下記ボタンをクリックして環境変数の設定画面を表示します。
環境変数にはTypeがあります。「Secret」を選択すると画面上マスキングされて表示されるようになります。
また、生成AIアプリの定義情報をDSL形式でExportする際、「Secret」も含めてExportするか選択ができます。これにより機密情報とDSLを分離することができます。
余談ですがこのアイコン「ENV」わかりやすくて良いですよね😄
新機能2:プロンプト生成が利用可能に
LLMノードのプロパティに星マークがありクリックするとPrompt Generatorが起動します。
下記のように生成AIにお願いしたいことを記載して「Generate」をクリックするとより精度高く回答を生成できるプロンプトを生成してくれます。プロンプトエンジニアリングの勉強にもなりますね。欠点としては処理時間が掛かることで数十秒かかる場面がありました。ただ、これはDifyを動かしているPC端末のスペックによるものかもしれません。
新機能3:GPT-4o miniが選択可能に
SaaS版のDifyでは0.6.14でもGPT-4o miniを選択できたのですが、GitHubに公開されているDifyでは選択できませんでした。0.6.15になりGitHubに公開されているDifyでもGPT-4o miniを選択できるようになりました!
さいごに
Difyの進化の速度は速いですね!追いかける方は大変ですが。笑
引き続き、Difyを注目していけたらと思います!
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