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【VibeCodingChallenge#18】AIにCRMを作らせたら思ったより良かった
はじめに
このVibeCodingChallengeは、AIだけでツールを作ってみて、AIに何ができて何ができないのか? を見定める個人企画です。
以前備品管理ツールを作ってみたのですが、こういうよくあるツールなら、結構AIで簡単に作れるんじゃないか? と思い至りました。
で、よくあるツールを考えたときに、SalesforceのようなCRMツールだ!と思いつき、作ってみました。(Salesforceのことは、僕は大好きです)
最終成果物
さて、いつものことながら最終成果物です!
実装した機能
- 取引先(Account)管理
- 責任者(Contact)管理
- リード(Lead)→ 商談(Opportunity)変換
- 商談カンバンビュー(ドラッグ&ドロップでステージ移動、列ヘッダに合計・予測金額表示)
- 活動(Activity)タイムライン
- CSVインポート
- ダッシュボードKPI(今月Won金額、パイプライン金額、活動件数、今週タスク)
- チャットボット (実際のCRMのデータに基づいて、SQLをGeminiが作り、チャットで返す)
なんかとてもそれっぽいものができた!
ちなみに権限によって表示したり、しなかったりもできていました。
技術スタック
技術スタックは以下の通りです。
- フロントエンド: Next.js 14 (App Router) + TypeScript + Tailwind CSS + shadcn/ui
- バックエンド: Next.js API Route Handlers + Zod
- DB: Prisma + SQLite(開発)
- 認証: Auth.js(Email/Password)
今回の学び 有名なものは上手に作れるが、実用までは結構時間がかかる
LLMにおいて、SalesforceのようなCRMや、備品管理などは、よく必要とされるものは性質上、上手く作れます。逆に、私が以前作ったような、動画から音楽を作るとか、絵画を見ながらAIと喋りたいとか思う人は少ないので、簡単には作れず、沼から出れなくなることも多くあります。
ただ、今回のツール、動作を見ていると、途中読み込みが重かったり、編集できない箇所があったり、結構問題も散見されました。なので、実用に足るまでは、セキュリティなども含め、もっと時間がかかりそうです。
終わりに
今回は、Salesforce風のCRMを簡易的に作ってみました!いかがでしたか?モックレベルでは、なかなか上手くできてたように思ってます。
今後もVibeCodingのAIだけで何が作れるか?の挑戦を続けてまいりますので、ぜひご覧ください!
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