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【VibeCodingChallenge#18】AIにCRMを作らせたら思ったより良かった

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はじめに

このVibeCodingChallengeは、AIだけでツールを作ってみて、AIに何ができて何ができないのか? を見定める個人企画です。

以前備品管理ツールを作ってみたのですが、こういうよくあるツールなら、結構AIで簡単に作れるんじゃないか? と思い至りました。
で、よくあるツールを考えたときに、SalesforceのようなCRMツールだ!と思いつき、作ってみました。(Salesforceのことは、僕は大好きです)

最終成果物

さて、いつものことながら最終成果物です!

https://youtu.be/LA1AxMo2WBM

実装した機能

  • 取引先(Account)管理
  • 責任者(Contact)管理
  • リード(Lead)→ 商談(Opportunity)変換
  • 商談カンバンビュー(ドラッグ&ドロップでステージ移動、列ヘッダに合計・予測金額表示)
  • 活動(Activity)タイムライン
  • CSVインポート
  • ダッシュボードKPI(今月Won金額、パイプライン金額、活動件数、今週タスク)
  • チャットボット (実際のCRMのデータに基づいて、SQLをGeminiが作り、チャットで返す)

なんかとてもそれっぽいものができた!
ちなみに権限によって表示したり、しなかったりもできていました。

技術スタック

技術スタックは以下の通りです。

  • フロントエンド: Next.js 14 (App Router) + TypeScript + Tailwind CSS + shadcn/ui
  • バックエンド: Next.js API Route Handlers + Zod
  • DB: Prisma + SQLite(開発)
  • 認証: Auth.js(Email/Password)

今回の学び 有名なものは上手に作れるが、実用までは結構時間がかかる

LLMにおいて、SalesforceのようなCRMや、備品管理などは、よく必要とされるものは性質上、上手く作れます。逆に、私が以前作ったような、動画から音楽を作るとか、絵画を見ながらAIと喋りたいとか思う人は少ないので、簡単には作れず、沼から出れなくなることも多くあります。
 ただ、今回のツール、動作を見ていると、途中読み込みが重かったり、編集できない箇所があったり、結構問題も散見されました。なので、実用に足るまでは、セキュリティなども含め、もっと時間がかかりそうです。

終わりに

今回は、Salesforce風のCRMを簡易的に作ってみました!いかがでしたか?モックレベルでは、なかなか上手くできてたように思ってます。
今後もVibeCodingのAIだけで何が作れるか?の挑戦を続けてまいりますので、ぜひご覧ください!

Accenture Japan (有志)

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