【VibeCodingChallenge#24】服をデザインして、それを試着できるツール
はじめに
このVibeCodingChallengeでは、生成AIだけを使って開発をして、AIに何ができて、何ができないのか? を探る個人的な挑戦です。
今、話題のGemini 2.5 Flash Image!
すごいですよね。元の画像の破綻もなく、新しいポーズやシチュエーションを作りだせるGoogleさんの本気を見た感じがします。
単に楽しい画像を作れるのはもちろんのこと、服装やインテリアなど、自分の好みにあっているか試したい!みたいな場合にも使えそうです。ということで、今回は洋服を試着できるようなアプリを作ってみようと思いました。
最終成果物
で、作りはじめて思ったのですが、生成AIを使って、服それ自体をデザインして着れるアプリにしようと思うに至りました。
というのも、生成AIの登場で、デザインはパーソナライズに個人が作れる、かつ、3Dプリンターなど、洋服を1着から作る技術が発展していけば、「個人が好きにデザインして、好きな服を着る」みたいな世界観になっていくと思ったからです。
そんな成果物がこちらです!
- アプリ内でGemini 2.5 Flush imageを使って、プロンプト、もしくは、希望のスタイルを選択する形式で洋服の画像を生成
- 生成した画像をサイト内で保存
- 人物の画像と、先ほど作成した画像もしくは、洋服の画像をアップロードして、その服を着た画像を生成。
今回の学び Virtual try-on API
今回作業を進める中で、ふと気づきました。
試着に特化したAPIがGoogleにあるじゃないかと。
以下です。
ということで、出だしGemini 2.5 Flash Imageの話をしましたが、試着はこちらを使うことに。
で、出来たのがこんな感じです。(左上が元画像の大谷翔平さん、左下が生成した服、右が生成した服を着た大谷翔平さん)
なかなかいい感じですよね。
こういう単体のAPIが提供されているということは、Googleもここに需要ありと読んでいるのでしょうか。いずれにしろ、リアルワールドの画像を少し改変するような技術に力を入れているように見えます。
終わりに
今回のツールを作ってみて、これまでとは、逆の購買現象が起きても面白いなと思いました。つまり、「顧客が作りたい、着たい服をデザインして、そのデザインを欲しいと思う人が一定数いれば、その服を企業が作る」ようなことです。
企業が売りたいを起点にせず、顧客の欲しいものを起点にできるのは面白いですよね。生成AIがパーソナライズできるからこそ、なせる技な感じもします。
今後も、このようなAIだけで作ったツールを共有していくので、ぜひご覧ください!
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