OpenAI GPT-4.5発表 EQが高くAIバディの時代がさらに近づきそう
はじめに
日本時間2025年2月28日午前5時頃、OpenAIからGPT-4.5の発表がありました。
「超巨大LLM」「高いEQ」「最後の非推論モデル」といったところでしょうか!
EQが高い
OpenAIのドキュメントを確認したところ、GPT-4.5はEQが高いとのことです。
簡潔に応える場面、詳細に応える場面、励ます場面など、より空気が読めるLLMのようです。
Proユーザのみ順次利用可能
現時点の情報ですと、Proユーザ(月$200)から順次利用可能になるようです。来週にはPlusユーザ、Teamユーザにも順次展開される予定だそうです。
私はProユーザですが、現時点(2025年2月28日午前7時30分)、GPT-4.5が使える状態になっています!
どうしても触りたい方はAPI Playgroundで!
必ずしも皆さんがProユーザではないと思います。
一方ででOpenAIのAPI Playgroundに行くと、gpt4.5-previewが使えるようになっていました!
現時点で、「gpt-4.5-preview」と「gpt-4.5-preview-2025-02-27」が選択できます。「gpt-4.5-preview」のほうが新しいはずなのですが、少ないサンプルであるものの「gpt-4.5-preview-2025-02-27」のほうがEQが高そうな回答をしてくれた印象です。(あくまで印象)
実際Playgroundで使ってみた画像は下記です。
GPT-4.5はGPT-4oより大規模で高価
GPT-4.5は非常に大規模で計算集約型のモデルであるため、GPT-4oよりも高価とのことです。
また、大規模であるためGPUをかなり使うらしいのと、応答速度も現時点ではGPT-4oに比べると遅くなっています。
EQが高くなることでAIバディの世界観がさらに近づくのでは
いろいろなベンチマークでLLM感のスコアの比較が出ていますが、今回EQが高いという点を注目すべきかなと考えています。AIがよりパーソナライズされてAIバディとして、人間の仕事や日々の生活をサポートしてくれる世界観が近づいてきている気がします!
おわりに
まずは速報で記事にしてみました。なにか発見がありましたら、追加で情報発信できればと思います!
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