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Bedrock EngineerでAWS構成図生成してみた
導入・目的
- Bedrock Engineerとは、aws-samplesで公開されているAmazon Bedrock を使用したソフトウェア開発エージェント アプリです。
- 本ブログ執筆時点(2025年3月)では、AIエージェントチャット・ウェブサイト向けコード生成・Step FunctionsのASL生成・AWS構成図生成などの機能が提供されているようです。
- 本ブログではAWS構成図生成機能を試してみたうえで、所感について記載します。
環境セットアップ
まずは、GitHub:aws-samples/bedrock-engineerや“あなた” の開発を支援する AI エージェント Bedrock Engineer / introducing-bedrock-engineerを参考に、Macへのインストールや各種セットアップを実施します。
- Bedrock Engineer利用にはAWSアクセスキーが必要ですが、Bedrock Engineerアプリの
Setting
>Required IAM Policies for Amazon Bedrock
の記載を参考に、アクセスキーに紐づくIAMポリシーを設定しました。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Action": [
"bedrock:InvokeModel",
"bedrock:GetFoundationModel",
"bedrock:ListFoundationModels",
"bedrock:InvokeModelWithResponseStream",
"bedrock:Retrieve",
"bedrock:ListPromptRouters",
"bedrock:RetrieveAndGenerate"
],
"Resource": "*"
}
]
}
- また、BedrockのLLMは
Claude 3.5 Sonnet
を指定しています。
AWS構成図生成
Diagram Generator
画面から、AWS構成図を生成してみます。
まずは、ALB、ECS、Aurora Postgresで構成されるコンテナアプリ
の構成図を作成してもらうように依頼します。
なかなか良い仕上がりではないでしょうか。
次に、もう少し複雑な構成図の生成にチャレンジしてみます。過去ブログAWS環境でのBFFパターンによるセキュアな認証認可の実装例で構築したアプリケーションの構成図を生成してもらうように依頼します。
配置含めてアップデートの余地はありますが、テキストでの指示から自動生成したことを考えると、十分ではないでしょうか。
所感
自動生成された構成図の精度や、Bedrock Engineerアプリ上でDiagramを直接更新できることを踏まえ、AWS構成図生成を支援する
ためのツールとして好印象を持ちました。
CLIコマンドを実行し、AWS上のリソース情報を収集・描画する機能も試験的に実装されているようなので、今後の発展が楽しみです。
注意事項
- 本記事は万全を期して作成していますが、お気づきの点がありましたら、ご連絡よろしくお願いします。
- なお、本記事の内容を利用した結果及び影響について、筆者は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。
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