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ソフトウェア開発を生成AIを活用して品質を向上させる

2024/05/31に公開

ソフトウェア開発において、特に経験が少ないメンバーが対応する場合、「システム要件に対する基本設計時の考慮漏れ」や「設計書からプログラムに落とし込む時の考慮漏れ」「システム要件に対する試験のシナリオパターン漏れ」など往々に発生しがちです。
生成AIを使って効率化というと、業務の効率化をイメージすることが多いと推察しますが、こういった品質面にももっと着目した方が良いと思いますし、生成AIを活用していくべきかと。

このような品質課題は、実行当初の生産性には跳ね返ってこないのですが、作業の手戻りに繋がりプロジェクト全体の生産性に影響する要素です。

下記Vモデルのフェーズの前後(例:ソフトウェア設計とプログラミング)や、同じレベルのフェーズ(例:システム要件定義とシステムテスト)で、品質をあげていける可能性があると思います。

https://www.ipa.go.jp/archive/files/000004771.pdf

我々、エンジニアやITコンサルタントは、クライアント業務に着目した生成AIの活用を考えることが多いと思いますが、自身や自チームの成果物をどう品質をあげていくか、そこに生成AIをどう活用できるか考えてみるのも良いかもしれません。

生成AI(場合によっては機械学習含めたAI)を活用して、「あるべきのテンプレート」「成功/失敗事例」をインプットさせて、作成した成果物に対して評価していく仕組みがあると、結果的にプロジェクトの生産性に寄与できるのではと思います。

Accenture Japan (有志)

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