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AWS Diagram MCPでAWSアーキ図を自動生成してdraw.ioで微調整する

に公開

https://awslabs.github.io/mcp/servers/aws-diagram-mcp-server/

1. はじめに

アクセンチュア株式会社の桐山です。
今回は、タイトルどおりですが以下の流れでAWSアーキ図を描いてみたいと思います。

(1) AWS Diagram MCPでAWSアーキ図を自動生成
  👇
(2) Claude Sonnet 4で(1)をdraw.io形式に変換
  👇
(3) draw.ioで(2)を微調整

2. インストール

  1. AWS Diagram MCPをインストールします。
    今回も、以下で紹介しましたDocker MCP Toolkitを使用していきます。

https://zenn.dev/acntechjp/articles/421703d21c942d

インストールや設定は、前回のAWS Documentation MCPと同様になりますので、上のリンクをご確認いただけたらと思います。

3. AWS Diagram MCPでAWSアーキ図を自動生成

  • Claude CodeからAWS Diagram MCPを使用して、AWSアーキ図を自動生成します
  • 以下、プロンプトです

以下の構成で、AWSアーキ図を描画してください
描画には、AWS Diagram MCPを使用してください

ネットワーク
・VPC(東京リージョン)
・パブリックサブネット(マルチAZ)
・プライベートサブネット(マルチAZ)
・インターネットゲートウェイ
・NATゲートウェイ

フロントエンド
・CloudFront
・S3

バックエンド
・ALB
・ターゲットグループ
・ECSサービス
・RDS(PostgreSQL)

  • AWS Diagram MCPをDockerで実行しますので、生成される画像ファイルはコンテナ内に出力されます
  • そのため「出力された画像ファイルをホストOSの〜へコピーして」のようなプロンプトで、ファイルをホストOSへコピーする必要があります
  • 以下、自動生成されたアーキ図です
    うーん……必要なリソースは書かれていますが、今ひとつな感じです😓

4. Claude Sonnet 4でdraw.io形式に変換

  • 上記AWS Diagram MCPで自動生成されたアーキ図をdraw.ioで修正するため、Claude Sonnet 4でアーキ図をブラッシュアップしdraw.io形式に変換します
  • 以下、プロンプトです

添付ファイルのAWSアーキ図に問題がないかをレビューしてください
問題がある場合はアーキ図を修正してください
修正後はdraw.ioのファイル形式で出力してください

  • 以下、Claudeでブラッシュアップ? → draw.io形式に変換されたアーキ図です
  • まだ微妙なのですが、draw.io形式には問題なく変換できていますので、あとは自力で修正することができます😊

5. さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は、AWS MCP Serversの中からAWS Diagram MCP ServerをDockerで試してみました。
2025年8月15日現在、AWS MCP Serversには既に53個のMCPサーバーが公開されています。
今後は、運用系のMCPサーバーも試してみたいと思っています。

https://awslabs.github.io/mcp/

Accenture Japan (有志)

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