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AWS Diagram MCPでAWSアーキ図を自動生成してdraw.ioで微調整する
1. はじめに
アクセンチュア株式会社の桐山です。
今回は、タイトルどおりですが以下の流れでAWSアーキ図を描いてみたいと思います。
(1) AWS Diagram MCPでAWSアーキ図を自動生成
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(2) Claude Sonnet 4で(1)をdraw.io形式に変換
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(3) draw.ioで(2)を微調整
2. インストール
- AWS Diagram MCPをインストールします。
今回も、以下で紹介しましたDocker MCP Toolkitを使用していきます。
インストールや設定は、前回のAWS Documentation MCPと同様になりますので、上のリンクをご確認いただけたらと思います。
3. AWS Diagram MCPでAWSアーキ図を自動生成
- Claude CodeからAWS Diagram MCPを使用して、AWSアーキ図を自動生成します
- 以下、プロンプトです
以下の構成で、AWSアーキ図を描画してください
描画には、AWS Diagram MCPを使用してくださいネットワーク
・VPC(東京リージョン)
・パブリックサブネット(マルチAZ)
・プライベートサブネット(マルチAZ)
・インターネットゲートウェイ
・NATゲートウェイフロントエンド
・CloudFront
・S3バックエンド
・ALB
・ターゲットグループ
・ECSサービス
・RDS(PostgreSQL)
- AWS Diagram MCPをDockerで実行しますので、生成される画像ファイルはコンテナ内に出力されます
- そのため「出力された画像ファイルをホストOSの〜へコピーして」のようなプロンプトで、ファイルをホストOSへコピーする必要があります
- 以下、自動生成されたアーキ図です
うーん……必要なリソースは書かれていますが、今ひとつな感じです😓
4. Claude Sonnet 4でdraw.io形式に変換
- 上記AWS Diagram MCPで自動生成されたアーキ図をdraw.ioで修正するため、Claude Sonnet 4でアーキ図をブラッシュアップしdraw.io形式に変換します
- 以下、プロンプトです
添付ファイルのAWSアーキ図に問題がないかをレビューしてください
問題がある場合はアーキ図を修正してください
修正後はdraw.ioのファイル形式で出力してください
- 以下、Claudeでブラッシュアップ? → draw.io形式に変換されたアーキ図です
- まだ微妙なのですが、draw.io形式には問題なく変換できていますので、あとは自力で修正することができます😊
5. さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、AWS MCP Serversの中からAWS Diagram MCP ServerをDockerで試してみました。
2025年8月15日現在、AWS MCP Serversには既に53個のMCPサーバーが公開されています。
今後は、運用系のMCPサーバーも試してみたいと思っています。
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