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Dify v0.7.1 OpenAI Structured Outputsをサポート

2024/08/20に公開

はじめに

日本時間2024年8月19日夜にDifyの最新バージョンv0.7.1がリリースされました。
見ていきましょう!
https://x.com/dify_ai/status/1825532479685743016
https://github.com/langgenius/dify/releases/tag/0.7.1

新機能1 カスタマイズ可能なアプリケーションアイコン

下記のようなオペレーションで、チャットボットやワークフローのアイコンをカスタマイズできるようになりました!下記オペレーションは作成済みのアプリにおけるアイコンの変更ですが、新規作成時にも指定することが可能です。

  1. アイコンをクリック
  2. 「情報を編集する」をクリック
  3. アイコンをクリック
  4. 「Image」をクリックして「browse」をクリックして画像ファイルをアップロード
  5. 「OK」をクリック
  6. 反映されました!

新機能2 OpenAIのStructured Outputsをサポート

下記記事でも取り上げたOpenAIのStructured Outputs(構造化出力)に対応しました!
https://zenn.dev/acntechjp/articles/ef24390ff1ec08
具体的には、LLMの設定で「GPT-4o-2024-08-06」「GPT-4o mini」を指定した時に、JSON Schemaを指定できるようになりました。
設定例は下記。

先日執筆した下記記事でGPT-4o miniからJSON形式で受信が必要でした。下記のように変更しました。
https://zenn.dev/acntechjp/articles/a018d81a790895

{  
	"name": "Receipt_OCR",  
	"description": "Receipt OCR to Notion from Dify",  
	"strict": true, 
	"schema": {
		"type": "object",
		"properties": {
			"company_name": {
				"type": "string",
				"description": "支払先の会社名。宛名や請求先ではない。"
			},
			"issue_date": {
				"type": "string",
				"description": "領収書を発行した日付(YYYY/MM/DD形式)"
			},
			"amount": {
				"type": "integer",
				"description": "税込みの支払い金額。カンマなしで表示。"
			},
			"currency": {
				"type": "string",
				"enum": ["JPY", "USD", "EUR"],
				"description": "支払金額の通貨(例:JPY、USD、EUR)"
			},
			"invoice_registration_number": {
				"type": "string",
				"description": "税務署に認められた適格請求書発行事業者の登録番号(T0000000000000形式)"
			},
			"note": {
				"type": "string",
				"description": "注記。標準的でない形式や追加情報がある場合の付加情報。付加情報がない場合「N/A」と記載する。"
			}
		},
		"additionalProperties": false,  
		"required": ["company_name", "issue_date", "amount", "currency", "invoice_registration_number", "note"]
	}
}

さいごに

いかがでしたか。Difyはものすごいスピード感でバージョンアップしていますね。引き続き追っていけたらと思います!

Accenture Japan (有志)

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