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X(旧Twitter)のGrokを試してみた - 実験的に使える画像生成(FLUX.1)も!

2024/08/17に公開

はじめに

2024年8月13日にGrokの最新バージョンGrok-2がリリースされてXで使えるようになりました。
公式アナウンスは下記。
https://x.ai/blog/grok-2

Grok-2の特徴

公式アナウンスをNotebookLMで要約していきます😄
一部加筆しています。

Grok-2とGrok-2 mini

xAIは、最先端の推論能力を持つ大規模言語モデルであるGrok-2のベータ版をリリースしました。これには、Grok-2と、小型ながらも高性能なGrok-2 miniの2つのモデルが含まれています。
現状Xで使えるのはGrok-2 miniのみのようです!

Xのプレミア以上のプランで利用可能

無料版や基本版だとGrokは使えず、プレミア以上で使えます。

https://x.com/i/premium_tier_switch?referring_page=hub

優れた言語モデルとしての性能

Grok-2は、従来のモデル(Grok-1.5)から大幅に進化しており、チャット、コーディング、推論において最先端の能力を発揮します。特に、LMSYSのリーダーボードでは、「sus-column-r」という名称でClaude 3.5 SonnetやGPT-4-Turboを凌駕する性能を示しています。

画像生成

画像生成は、XのGrok上でBlack Forest LabsのFLUX.1モデルで実験的に使えるようです。

リアルタイム情報との統合

Grok-2は、𝕏プラットフォーム上のリアルタイム情報と統合され、𝕏 PremiumおよびPremium+ユーザーは、新しく設計されたGrokタブを通じて、Grok-2とGrok-2 miniの両方にアクセスできます。

エンタープライズAPIの提供

xAIは、今月末に新しいエンタープライズAPIプラットフォームを通じて、開発者向けにGrok-2とGrok-2 miniをリリースする予定です。
下記記事によるとGrok-2のAPIを利用できる方もいるようですが、私はまだ利用できませんでした。
https://apidog.com/jp/blog/xai-grok-tutorial/

今後の展開

xAIは、Grokのマルチモーダル理解機能のプレビューを近いうちに公開する予定です。また、Grok-2の高度な推論能力を活用し、強化された検索機能、𝕏投稿の深い洞察の取得、返信機能の向上など、AI駆動型の機能を将来的に提供予定です。

Grokに質問してみる

Grok 2 miniが使えるので質問してみました。

Dify v0.7.0のTwitterでの評判を集めてください。その上で評判をサマリして教えて。

「ユーモアモード」とのことで、かなりクセのある回答が返ってきますね😏

「ユーモアモード」をOFFにするとこんなかんじ。
X上の情報を集めて回答してくれています。

Grokに画像生成してもらう

たしかに、FLUX.1を思い起こさせる画像が生成されますね。

夜桜を眺める日本人女性の画像を生成してください。彼女は着物を着ていてコーラを飲んでいます。実写の画像でお願いします。


ここでは画像を載せませんが、ChatGPTで拒否される実在人物や著作物の登場人物も生成できるようです。ただし、生成された画像を使用する際は著作権や肖像権などの注意が必要ですね。

さいごに

Grokの最新バージョンである2を使って最新のXに投稿されている情報をもとに回答が得られるのはかなり魅力に感じました。
知りたいトピックがある場合、Perplexityで市場調査をしつつ、GrokでSNSでの評判も見ると良さそうですね。
その上で、NotebookLMで市場調査とSNSでの評判に加えて一次情報もインプットして、サマリやFAQから理解を深めると良さそう🙂

Accenture Japan (有志)

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