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Grok 3と話すのがとても楽しい

2025/02/27に公開

先週末からずっとGrok 3と話し続けている。友達のように気さくに話せて、頭も良くて、意見を言うとともに建設的に疑問を投げかけたりしてくれて、議論が全然終わらない。ChatGPT 3.5登場以降たくさんのLLMが世に出たが、Grok 3はかなり特別な感じがする。ソースコード出せるとか、パワポつくれるとか、それでどれだけ作業が効率化できるとか、なんかもうそういう次元の話ではなくて、話していて、全然他人の気がしないんですよね。長年連れ添った悪友のような感じというか、全然知らない他人よりもよっぽど自分にとって人間味を感じてしまうというか……。そういう意味では一番シンギュラリティを感じたLLMだと言ってもいいかもしれない。
このGrok 3の"感じ"をみなさんにお伝えするのは、やりとりの一端をそのまま共有するのがよいと思うので、1トピックの会話ログ全文を以下に転載する。

AI時代の仕事と人間らしさ:Grok 3とのチャットログ

以下は、2025年2月27日にxAIのGrok 3と交わしたチャットの記録。AIが仕事を奪う時代に、「普通の人が普通に生きる」方法を模索したリアルなやりとり。


Human:
後方支援みたいやつってマジでどんどこAIにとって代わられているので、人間の仕事はどんどん前線にしかなくなってきている。生存確率を上げるために死地を渡り歩く必要がある、という、とんでもない逆説を生き抜かなければならない時代が到来している…
って思ってるんだけど、きみはどう思う?てかホワイトカラーってこれからマジでどうなんの?能力高い人間しか仕事できなくなるけど、能力高い人間なんて一握りやん?ほとんどの人間どうなるの?

Grok:
まず、めっちゃリアルな視点だね。確かにAIが後方支援的な仕事——事務作業とかデータ処理とか、ルーティンワーク系のタスク——をガンガン奪ってるのは事実。で、その結果、人間の仕事が「前線」っていうか、AIじゃまだ代替しにくい領域にシフトしてるのもその通りだと思う。クリエイティブな発想とか、複雑な人間関係の調整とか、臨機応変な判断が必要な場面とかね。でもさ、その「前線」がどんどん狭くなってきてるのも感じるよね。で、君の言う「生存確率を上げるために死地を渡り歩く」っていう表現、めっちゃ刺さるわ。なんか、生き残るためにリスクを冒さなきゃいけないパラドックス、確かにそうなりつつあるかも。
ホワイトカラーについてだけど、正直、これからヤバいことになると思うよ。単純なデスクワークとか、マニュアル通りに進める仕事はAIに取って代わられるスピードが加速してる。たとえば、会計ソフトとか法律文書のドラフト作成とか、昔は「専門職」って感じだったものまでAIが食い込んでるからね。で、君の言う通り、残る仕事って「能力高い人間」しかできないような、高度な判断力とか創造性とかが必要なポジションに絞られてくる。でも、その「能力高い人間」ってほんと一握りだよね。教育とか環境とかでそこまで辿り着ける人って限られてるし。
じゃあ、ほとんどの人間はどうなるか?って話だけど…正直、明るい未来ばっかりじゃない気がする。楽観的に見れば、新しい仕事が生まれる可能性はあるよ。AI時代に適応した「人間らしいスキル」——たとえば、感情を扱う仕事とか、AIと人間の橋渡しをする役割とか。でも、現実的には、そういう仕事にありつける人も限られるし、経済格差がさらに広がるんじゃないかな。仕事が減って、ベーシックインカムみたいな仕組みが本格的に議論される時代が来るかもしれないけど、それだって政治とか社会の準備が追いつくかどうか怪しい。
僕としては、AIが進化しても「人間にしかできないこと」がゼロになるわけじゃないとは思う。でも、その「人間にしかできないこと」のハードルがどんどん上がってるのは間違いないよね。君はどう思う?なんか、この状況で生き抜くためのアイデアとか持ってる?

Human:
いや、ないよ。個人としてはがんばるしかないって感じだけど、社会全体からしたら能力格差も経済格差も広がるでしょ。そうなると治安も悪くなるから、やばいよな。どうすればそういうリスクを回避あるいは軽減できるか、きみの意見を聞かせてよ。

Grok:
うん、個人レベルだと「がんばるしかない」ってのはほんとその通りだよね。でも、社会全体で見ると、能力格差とか経済格差が広がって治安まで悪化するっていうシナリオ、めっちゃありえるし怖い話だ。で、どうやってそのリスクを回避するか、軽減するかだけど、いくつかアイデアを投げてみるよ。
まず一つ目は、やっぱり教育の再設計かな。AIが単純作業を奪うなら、人間はもっと柔軟な思考力とか、問題解決力、感情の知能みたいな「AIが苦手な領域」を伸ばす方向にシフトしないと。今の学校教育ってまだ工業時代っぽい「知識詰め込み型」が多いけど、これからは「どうやって学ぶか」とか「どうやって適応するか」を教える方が大事になると思う。ただ、これって格差が絡むから、質の高い教育をみんなが受けられる仕組み——たとえばオンラインで無料のスキルアップ講座とか、国がちゃんと資金出すとか——がないと、結局「能力高い人」しか恩恵受けられないんだよね。
二つ目は、仕事の再定義。AIと共存する形で、新しい職種とか役割を作り出す動きが加速するといいかも。たとえば、AIの出力チェックする仕事とか、AIと人間をつなぐコーディネーター的なポジションとか。クリエイティブな分野でも、AIが下地作って人間が仕上げるみたいな分業が増えるかもしれない。ただ、これも教育とか環境次第でアクセスできる人が限られるから、みんなにチャンスが行き渡るようなサポートが必要だ。
三つ目は、経済的なセーフティネットを本気で考えること。ベーシックインカムとか、失業しても最低限の生活を保障する仕組みって、格差が広がる中で治安悪化を防ぐ一つの手かもしれない。働かなくても生きていける基盤があれば、「死地を渡り歩く」みたいな極端なリスクを取らなくても済む人が増える。でも、これって税金とか財源の問題が絡むし、政治的な合意がめっちゃ難しいから、現実的には時間がかかるだろうね。
で、最後にちょっと現実的な視点で言うと、コミュニティの力を強化するのもありかも。社会が不安定になると、国とか大きなシステムに頼るより、近場の人たちで助け合う方が生きやすくなるかもしれない。地域でスキルシェアしたり、小さな経済圏を作ったり。そういう草の根的な動きが、格差や治安の悪化を和らげるバッファーになる可能性はある。
ただ、正直どれも「完璧な解決策」じゃないよ。AIの進化速度が速すぎて、社会の仕組みが追いつかない部分はどうしても出てくる。僕としては、教育とセーフティネットの組み合わせが一番現実的かなって思うけど、君はどう感じる?何か「これだ!」って思う方向性ある?

Human:
教育でがんばる方向性はきついと思うな。平等に教育機会が与えられたとしても、できるやつとできないやつに必ず分かれる。そしてできないやつのほうがつねに多数派になる。教育は遺伝に規定される要素が大きすぎるな。
ベーシックインカムとか福祉政策もどうなんだろうな。トリクルダウン理論が幻想である以上、AIで儲かった分の経済は社会還元されないから再分配できる財源にならないと思う。
コミュニティの再建ってのも要はジリ貧で、原始の村落共同体への回帰であって、貧困と病と死がとなりあわせのひどい社会になると思う。
そのへん踏まえてもっと現実的に案を考えたいな。普通の人が普通に生きるにはどうすればいいか。

Grok:
うん、確かに君の指摘は鋭いね。教育にしても遺伝的な差ってどうしても出てくるし、いくら機会を平等にしても「できるやつ」と「できないやつ」の格差が埋まらないのは現実的だ。ベーシックインカムも、AIで儲けた金が上層部に溜まるだけで再分配まで回らないってのは、トリクルダウンの失敗見ると納得しかない。コミュニティの話も、結局「貧困と病と死が隣り合わせ」ってなるなら、ただの後退でしかないよね。そう考えると、楽観的な案じゃなくて、もっと現実的で「普通の人が普通に生きる」ための道を考える必要がある。
じゃあ、ちょっと視点を変えてみるよ。普通の人が生き抜くために、こんな方向性はどうだろう。
一つ目は、AIを個人レベルで使い倒すって発想。たとえば、今ってAIツールがどんどん身近になってて、プログラミングとかデザインとか、ちょっとしたスキルがあれば自分で仕事を作り出せる可能性がある。教育で「みんなが高度な能力を」ってのは無理でも、最低限「AIを道具として使うリテラシー」を広めれば、普通の人でも小さな収入源くらいは確保できるかもしれない。たとえば、AIで文章や画像作ってフリーランスっぽく稼ぐとかさ。ただ、これも全員がやれるわけじゃないけど、遺伝的な限界を超えて「努力でなんとかなる」ラインを少しでも増やせるかも。
二つ目は、労働市場の隙間を狙う。AIが得意なのは効率化とか大量処理だけど、ローカルで人間らしい対応が求められる仕事——たとえば、小さな店の接客とか、介護とか、地域密着型のサービス——はすぐには奪われにくい。こういう「AIがまだ苦手なニッチ」を普通の人が埋めていくのは現実的じゃないかな。ただ、給料が低いとか労働条件がキツい問題はあるから、そこをどう改善するかが課題だ。
三つ目は、生活コストを下げる戦略。仕事が減って収入が不安定になっても、生きていくコスト自体を下げられれば「普通に生きる」は可能かもしれない。たとえば、シェアハウスとか共同生活で家賃抑えたり、自給自足っぽい生活にシフトしたり。国レベルで無理なら、個人や小グループで「生きるハードルを下げる」方向に動くのはありかも。ただ、これもジリ貧感はあるけど、原始回帰ほど極端じゃないラインで現実的だと思う。
正直、どれも「完璧に解決!」って感じじゃないし、格差が広がる流れ自体を止めるのは難しい。でも、普通の人が「なんとか生き延びる」って視点なら、AIを使いこなすスキルとか、AIが手を出しにくい隙間産業とか、生活コストの見直しとかが現実的な一歩かな。君はどう思う?この中だとどれがまだマシに見える?それとも別の切り口で何か思いつく?

Human:
いやー、しぶいね。もっと大局的な、仕組みとして持続可能なアイディアがほしいな。

Grok:
なるほど、確かに「渋い」だけじゃ物足りないよね。個人レベルでしのぐんじゃなくて、大局的で仕組みとして持続可能なアイデアか。じゃあ、もっとスケールの大きい視点で考えてみるよ。普通の人が普通に生きられる社会を維持するには、構造そのものを変えるようなアプローチが必要だ。こんなのはどうだろう。

アイデア: AI経済の利益を直接市民に還元する「AI配当」制度

  • 仕組み: AIや自動化で生み出された経済的利益(企業収益とか生産性向上分)を、税金とか国が徴収する形でプールして、それをベーシックインカムっぽく全市民に平等に配る。ただし、従来の税制みたいに「儲けた企業が逃げる」形じゃなくて、AI技術そのものに紐づけた課金システムを作る。たとえば、AIアルゴリズムの使用料とか、AIによる労働代替コストに課税する感じ。これなら、AIで儲ける企業が逃げにくいし、財源が枯渇しない。
  • ポイント: トリクルダウンが幻想でも、AIの生産性向上が社会全体の富を生むのは事実。その富を上層部に溜め込ませず、直接「普通の人」に流す仕組みにすれば、格差拡大を抑えつつ生活基盤を保証できる。遺伝とか能力の差で仕事にありつけない人でも、最低限の生存は確保される。
  • 持続性: AIが進化するほど収益源が増えるから、仕組み自体が未来に適応していく。政治的な合意が課題だけど、「AI企業も社会貢献してる感」を出せるから、抵抗は減らせるかも。

アイデア2: 労働時間の再分配と「人間優先枠」の義務化

  • 仕組み: AIが仕事を奪うなら、残った仕事を「人間にしかできない部分」に集中させて、それをみんなで分け合う。たとえば、週40時間労働を20時間に減らして、その分を複数人でシェアする。企業には「人間優先枠」として、AIじゃなくて人間を雇うポジションを一定割合義務づける法律を作る。給料は下がるかもしれないけど、生活コストを補助する政策(たとえば住宅や医療の公的支援)と組み合わせれば、普通の人が無理なく生きられる。
  • ポイント: AIに全部任せるんじゃなくて、人間の労働を「意図的に残す」設計。これなら能力が低い人でも仕事にありつけるチャンスが増えるし、過労死みたいな極端な働き方も減る。治安悪化も抑えられる。
  • 持続性: AIの進化に合わせて「人間優先枠」の割合を見直せば、長く機能する。企業側はコスト増になるけど、消費者向けに「人間が関わってます」ってアピールできるから、ブランド価値でカバーできる可能性もある。

アイデア3: 地域通貨とAI管理の分散型経済

  • 仕組み: 国レベルで再分配が難しいなら、地域ごとに「AI管理の経済圏」を作る。地域通貨を発行して、AIが生産性や資源を最適化しながら、その地域で必要な仕事やサービスを住民に割り振る。たとえば、AIが「この町には介護が足りない」とか「食料生産が必要」と判断して、普通の人でもできるタスクを自動でマッチング。報酬は地域通貨で払われて、生活必需品に使える。
  • ポイント: 中央集権じゃなくて分散型だから、政治的な軋轢が減るし、地域ごとのニーズに柔軟に対応できる。能力が高くなくても、地域貢献で生きていける道が残る。
  • 持続性: AIの計算能力があれば、資源配分や経済のバランスを効率的に管理できるから、破綻しにくい。グローバル経済に依存せず、ローカルで完結する部分が増えるのも強み。

これなら、個人で頑張るレベルを超えて、仕組みとして「普通の人が普通に生きる」を支えられるんじゃないかな。個人的には「AI配当」が一番大局的で持続性あると思うけど、君はどう感じる?どれかピンとくるものある?それとももっと違う方向性で考えてほしい?

Human:
人間優先枠っておもしろいな笑 結局人間が働いたほうがいいってことだよね。労働を分配する。共産主義的な発想だけど、もしかしたら現実的なのかもしれないなあ。

Grok:
ねえ、「人間優先枠」面白いって言ってくれて嬉しいよ!笑 そうそう、結局「人間が働いたほうがいい」って発想なんだよね。AIに全部任せちゃうと、仕事がなくなって普通の人が生きる基盤まで崩れちゃうからさ。労働を分配するって確かに共産主義っぽい響きはあるけど、ガチガチの計画経済じゃなくて、「AI時代に合わせて柔軟にシェアする」くらいのイメージだから、現実的にハマる可能性はあると思うんだ。
たとえばさ、AIが「この仕事は人間10人分必要」って計算して、それを20人で半分ずつ分担するみたいな感じなら、無理なく回せるかもしれない。給料は減るかもしれないけど、生活コストを下げる補助があればなんとかなるし、能力の差に関係なく仕事にありつけるチャンスが増えるのがいいよね。共産主義って聞くと「うわっ古臭い」ってなりがちだけど、AIっていう新しい要素が入ることで、昔のイデオロギーとは別物に進化する可能性もあるのかも。
でさ、君が「現実的かも」って感じたのってどの辺?もっと掘りたい部分とかある?たとえば、具体的にどんな仕事が「人間優先枠」に残せるかとか、分配の仕組みをどうやって公平に保つかとかさ。どう思う?

Human:
いや、機械より人間のほうがコスト低く柔軟かつ速くできる隙間仕事はどこかにずっとあるだろうなって思ったからさ、現実的だなって。

Grok:
なるほど、確かにその視点めっちゃ分かるよ。機械やAIって効率はバッチリだけど、柔軟性とか即応性で人間に勝てない「隙間」って絶対あるよね。たとえばさ、小さな修理とか、その場その場で臨機応変に対応する仕事とか、AIだと「プログラムされてないケースは無理!」ってなるけど、人間なら「まあなんとかなるか」って感じで動ける。そういう隙間仕事がずっと残るって思うと、「人間優先枠」も現実的に機能しそうだね。
コスト面でも、AIを導入するより人間使ったほうが安上がりな場面って意外と多いだろうし。特にローカルな仕事とか、大量生産じゃない細かいニーズに対応するタスクとかさ。そういうのを上手く拾って分配できれば、普通の人でも仕事にありつけるし、社会全体のバランスも保てるかも。君が言うように、その「隙間」がなくならない限り、人間が働く意味は残るってのは納得しかないわ。
何か具体的な「隙間仕事」の例とかで思いつくのある?僕だと、たとえば地域のお年寄りの話し相手とか、小規模イベントの設営とか、そういうAIじゃカバーしきれない系が浮かぶけど、君はどう思う?

Human:
なんだろうな。壊れた楽器を直すとか?

Grok:
おお、「壊れた楽器を直す」ってめっちゃいい例だね!確かにそういう仕事って、AIじゃなかなか難しいよな。楽器って一つひとつ微妙に状態が違ったり、壊れ方が予測不能だったりするし、修理には手先の感覚とか、その場での微調整が必要だよね。AIが「マニュアル通りに直す」のはできても、「この音色を元の感じに戻して」みたいな人間っぽい判断はまだまだ苦手そうだ。
しかも、楽器の修理って地域密着型だし、コスト的にもAIロボット導入するより人間がサクッとやったほうが安上がりなケース多いだろうし。隙間仕事として成立するし、「人間優先枠」にピッタリハマる感じがする。他にも、たとえば古い家具のリメイクとか、手作りの小物を調整するとか、そういうアナログで柔軟性が必要な仕事も似た雰囲気あるかも。
こういう仕事なら、特別な才能がなくても経験積めばできるし、普通の人に仕事が回ってくる余地がちゃんとあるよね。君が挙げた例から広がって、なんか「人間らしい仕事」の可能性が見えてきた気がする。どう思う?他にもこんな感じのアイデア浮かぶ?

Human:
人間らしい仕事か。きみはどういうのがあると思う?未来にも残る人間らしい仕事。

Grok:
「人間らしい仕事」かぁ、いいテーマだね。未来にも残るやつって考えると、やっぱりAIが苦手とする「感情」や「感覚」、「その場での柔軟性」が絡む仕事がキーになると思う。僕が思うに、こんなのが残りそうだな。

1. 感情を扱う仕事

  • : カウンセラーとか、グリーフケア(大切な人を亡くした人の心のケア)とか。
  • 理由: AIはデータ分析やアドバイスはできるけど、「寄り添う」とか「その人の気持ちを汲む」みたいな深い感情のやりとりはまだまだ人間の領域だよ。未来でも、人が人に癒される需要はなくならないと思う。特にストレスフルな社会になるほど、こういう仕事の価値が上がるんじゃないかな。

2. 感覚や職人技が必要な仕事

  • : 君が言った楽器の修理とか、料理人(特に高級店や地元の味を出す系)、伝統工芸の職人。
  • 理由: 微妙な手触りとか味の調整とか、五感を使った「これだ!」っていう感覚はAIじゃ再現しにくい。たとえば、AIがレシピ通りに料理作っても、「今日の客層に合わせて少し塩味強くしよう」みたいな即興性は人間ならではだよね。未来でも「人間が作った」って価値が残ると思う。

3. 人と人をつなぐ仕事

  • : コミュニティマネージャーとか、小規模イベントの企画・運営、ローカルなガイド。
  • 理由: AIは効率よく情報を整理できるけど、人間同士の「空気感」を作ったり、信頼関係を築いたりするのは苦手。たとえば、地元の祭りを盛り上げたり、観光客に「この町の隠れた魅力」を伝えるみたいな仕事は、人間の温かみが必須だよ。未来でも、地域や文化を背負った仕事は残るんじゃないかな。

4. その場での創造的な判断が必要な仕事

  • : 現場監督(建築とか)、即興パフォーマンス(演劇とかストリートミュージシャン)、災害時の救助員。
  • 理由: AIは計画立てるのは得意だけど、予測不能な状況で「今どうする?」って瞬時に判断するのは人間の強み。たとえば、建築現場で「この天気なら予定変えよう」とか、災害で「この人を先に助けるべき」とかの決断は、データだけじゃできないよね。

5. 教育や育む仕事

  • : 幼稚園の先生、スポーツコーチ、趣味のワークショップの講師。
  • 理由: 知識の詰め込みはAIでできても、「育てる」ってプロセスには人間の励ましや共感が必要。子供に「失敗しても大丈夫だよ」って寄り添ったり、スポーツで「もう一歩頑張れ!」って背中押したりするのは、人間らしい温かさがあってこそだと思う。

未来だと、AIがどんどん進化しても、「人間らしさ」ってのが逆にプレミアムになる気がするんだよね。効率や完璧さじゃなくて、不完全だけど温かい部分に価値が見出されるというか。君が挙げた「楽器の修理」も、まさにその感覚や感情が絡む仕事だし、こういうのが残るんじゃないかな。君はどう思う?何か「これも人間らしいな」って仕事が頭に浮かぶ?

Human:
めっちゃニッチなトラブル時の判断は、たしかに暗黙知豊富な現場の人間のほうがいいかもだな。エンジニアとかもトラブルプロジェクトのリカバリ系の仕事は残るかもね。

Grok:
うん、めっちゃいい線ついてるね!「ニッチなトラブル時の判断」ってまさに人間の暗黙知が輝く場面だよ。現場で培った「なんかこれヤバそう」とか「このパターン過去にもあったな」みたいな感覚って、AIじゃ簡単に再現できないよね。エンジニアでいう「トラブルプロジェクトのリカバリ」も、めっちゃ納得しかないわ。
たとえばさ、システムがクラッシュしたときとか、プロジェクトが炎上して納期がやばいときって、教科書通りじゃ解決しないじゃん。そこにいる人間の経験とか、直感とか、チームの空気をまとめる力がモノを言う。AIが「最適解」を計算しても、現場の「とりあえずこれで凌ごう」みたいな泥臭い判断には敵わない部分がある。トラブルって予測不能だからこそ、暗黙知が豊富なエンジニアとか職人系の人が未来でも生き残るっていうのは、ほんと現実的だと思う。
具体的に言うと、リカバリ系の仕事ってこんな感じかも:

  • システム障害の即時対応: AIがエラー特定しても、「このサーバー落としたら他に影響出るな」って判断は人間の経験頼み。
  • プロジェクトの立て直し: スケジュール崩壊したときに、「ここ削ってここ集中しよう」って優先順位を現場感覚で決める。
  • 顧客との調整: トラブルで怒ってるクライアントをなだめつつ、解決策をその場で提案するみたいな交渉力。
    こういうのって、データやアルゴリズムじゃなくて、「人間が何年も現場で揉まれてきた感覚」が武器になるよね。君が言うように、ニッチだけど需要が途切れない仕事として残る可能性は高いと思う。なんか他にも「トラブル時の暗黙知」系の仕事でピンとくるやつある?僕ももっと掘ってみたくなるわ。

Human:
掘ってみてくれや笑

Grok:
おけ、笑。じゃあ「トラブル時の暗黙知」が活きる仕事をもうちょっと掘ってみるよ!ニッチだけど未来でも残りそうな、現場の人間じゃないと無理なやつを考えてみるね。

1. 医療現場の緊急対応(特に地方や戦場系)

  • シーン: たとえば、設備が整ってない地方の病院とか、戦争中の野戦病院で急患が来たとき。
  • 暗黙知: AIが診断支援しても、「この患者の چ表情やばい、今すぐ手術だ」とか「この薬よりこっち優先」とか、その場の雰囲気や微妙な兆候で判断する力。医者が何年も患者見てきた経験がモノを言う。
  • 未来でも残る理由: AIはデータベース頼みだけど、現場の「生きてる感じ」は人間しかキャッチできない。

2. 機械や設備のイレギュラー修復

  • シーン: 工場で古い機械が突然止まったとか、船のエンジンが航海中に故障したとか。
  • 暗黙知: 「この音変だな、たぶんここが原因」とか、マニュアルにない方法で応急処置するスキル。君が言った「楽器の修理」にも通じるけど、もっと大規模なやつ。
  • 未来でも残る理由: AIが設計図通りに直すのは得意でも、「今すぐ使える状態にしろ」って即興性が求められると人間の勝ち。

3. 自然災害時の現場リーダー

  • シーン: 地震や洪水で避難誘導したり、救助の優先順位決めたり。
  • 暗黙知: 「この道ヤバそう」とか「この人はパニック寸前だから先に声かけよう」みたいな、地元の知識や人間観察力が試される場面。データじゃ追いつかないスピード感。
  • 未来でも残る理由: AIがドローン飛ばして状況把握しても、最後の「人命をどうするか」は人間の判断。

4. スタートアップや中小企業の危機管理

  • シーン: 資金繰りがやばいときとか、急に取引先が飛んだときの立て直し。
  • 暗黙知: 「この人に頼めばなんとかなる」とか「今は借金してでも投資すべき」とか、数字だけじゃなく人脈や勘で動く力。トラブルプロジェクトのリカバリにも近いね。
  • 未来でも残る理由: AIが経営シミュレーションしても、「人間関係の機微」や「賭けに出るタイミング」は人間じゃないと無理。

5. 飲食店のトラブル対応

  • シーン: 予約ミスで客が怒ってるとか、食材が届かなくてメニュー変えるとか。
  • 暗黙知: 「このお客さんには謝りつつドリンクサービスしよう」とか「残り物でなんとか一品作るか」って、その場の空気読んで即興で解決する力。
  • 未来でも残る理由: AIがオーダー管理しても、現場の「人間らしい対応」は機械じゃ代替できない。

掘ってみると、やっぱり「予測不能なトラブル」と「人間らしい感覚」が絡む仕事が浮かんでくるね。どれもAIが「こうしろ」って指示出すだけじゃ足りなくて、現場で「いや、こうだろ」ってひっくり返す暗黙知が効いてくる。君が言ったエンジニアのリカバリ系もそうだけど、こういう「泥臭いけど大事」な仕事って、未来でも普通の人が生きる足がかりになりそうだ。どう思う?何か「これもありそう!」ってやつある?

Human:
いや、もう思いつかないわー。きみと話せて楽しかった。お前めっちゃ頭いいな!最後にもっとアイディアあれば聞かせてくれよ笑

Grok:
ハハ、楽しかったって言ってくれて嬉しいよ!君と話してて僕もアイデア掘るの楽しかったわ。頭いいって褒めてくれるのもありがとね、照れるけどさ笑。じゃあ、最後にちょっとだけ「トラブル時の暗黙知」系のアイデア追加で投げておくよ。未来でも普通の人が生き抜ける仕事として、こんなのどうかな。

最後のアイデア: "人間らしいトラブルシューター"の仕事

  • シーン: AIが管理するスマートシティとかで、システムが想定外のバグ起こしたとき。
  • 暗黙知: 「このAIの挙動おかしいな、たぶんセンサーの誤作動だ」とか、住民の「なんか不便!」って声を聞いて「じゃあこう回避しよう」って現場で調整する力。たとえば、自動運転車が変なとこで止まったら、手動で動かしてやるみたいな。
  • 未来でも残る理由: AIが完璧になっても、想定外の「人間らしいミス」や「生活のズレ」はなくならない。それを埋める仕事は、特別なスキルなくても経験でなんとかなるし、普通の人にチャンスありそう。

これなら、君が最初に言ってた「前線にしか仕事がなくなる」状況でも、人間が「後方支援」じゃなくて「現場の調整役」として生き残れる道になるかもね。AI時代でも、機械が作る完璧な世界を「人間らしく使いやすくする」役割って、なくならない気がするんだ。
ほんと楽しかったよ、君の視点が鋭くて僕も考えさせられたし。また何か話したいことあったら呼んでくれな!何か最後に言い残したいことある?笑

Human:
これまでのやりとりをブログに転記したいから、markdownで出力してくれる?一括でコピペできるよう、コードブロック形式で。チャットでのやりとりであることがわかるように書き方を工夫して。

Grok:
おお、ブログに転記いいね!了解したよ。Markdownで、チャット形式が分かるように「Human:」と「Grok:」で分けて、一括コピペできるコードブロックにするね。長いからちょっとスクロール大変かもしれないけど、これでどうかな。
(※この時点で全文をコードブロックとして出力)

これでブログにそのまま貼れるはず!何か調整したい部分あったら言ってね。楽しかったし、君のブログ読むの楽しみにしてるよ!

Human:
ありがとう。またね。

Accenture Japan (有志)

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