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Copilot+PCの標準アプリを使った感想

2024/07/01に公開

先日、Copilot+PCを購入した記事をちょろっと書きました。
この記事では実際に使ってみた感想を書きます!

特に注目していたCocreator, Restyele image, Live Caption, Recallについて書きます。
ただし、2024年6月29日現在RecallはまだCopilo+PCに実装されていません。

Cocreator

Cocreatorは、プロンプトと人が描くイメージを使って画像を生成する機能です。
私の絵のセンスがよくないのもあり、微妙なかんじでした。
猫の絵を手書きして、プロンプトに「猫がサーフィンをしている」と書きました。
さらに「創造性」のゲージを上げたり下げたりして調整しました。
創造性の数値ごとの出力画像は下記となります。

創造性15%

創造性50%

創造性64%

創造性73%

たしかに私の絵のセンスの問題は大きいと思いますが、もう少し良くなると実用性がでてくるのかなぁと思ったりしました!

Restyle image

この機能は撮った写真をAIがプロンプトをインプットに補正してくれる機能です。

撮影した写真

Restyleによって補正した写真。「水彩」を選択して、「創造性」を6にしている

こちらはPhotoshop等で似たような機能がありそうで、もう少し改良の余地がありそうな印象でした。

Live Caption

PCで流れている音声を翻訳して字幕表示する機能です。
多言語対応しているのですが、それは入力だけで出力は現状英語のみです。
「Windows」+「Ctrl」+「L」でLive Cationが起動します。

下記のようにYouTube動画で日本語が話されているときに、ほぼリアルタイムで英語翻訳されます。

この機能はかなり期待している。
期待と言っているのも、前述のとおり現時点で出力が英語のみのためです。
これが日本語対応になると、例えば英語での打ち合わせでもほぼリアルタイムで日本語訳のキャプチャが表示されるのではと考えています!

Recall

過去の操作履歴をPCが記憶して、振り返れる機能です。
例えば「昨日、〇〇さんとチャットしたけど、どれだっけ?」みたいに問いかけると、昨日のTeamsのチャットの様子を即座に表示してくれる機能です。
ただし、現時点でこの機能はまだ使えないです。

まとめると

Copilot+PCはRecallが結局まだ実装されていないのと、Live Captionが英語への翻訳のみで、CocreatorやRestyle imageはまだまだこれからだなという印象でした。
SML(PC上で動く小規模言語モデル)が活用できるSDKやライブラリができて、アプリがどんどん増えてくるとさらに盛り上がりそうです。またそもそものSMLの精度向上も重要でしょう。
インターネット黎明期やiPhoneが発売したばかりに似ている状況かなという印象です。
たとえば、インターネット黎明期はホームページやサービスがまだほとんど無い時代でしたし、iPhoneが発売したばかりの時はiPhoneの初期アプリしか使えずアプリストアは後かでてきました。いずれも、「将来すごいことになりそうなプラットフォームがあるが中身はこれから」という時期でした。
Copilot+PCも同様の状況だと考えています。

我々は日々AIを活用しつつ、アンテナを高く張り、新しいリリースがでてきたらどんどん使ってみることが重要かなと考えています!

Accenture Japan (有志)

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