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Claude MCPでWeb検索してPCに結果を保存させる (Windows)
はじめに
直近記事にしたClaudeのMPC (Model Context Protocol) ですが、さらにいろいろ触ってみました。
今回、MCPを活用して「Web検索」「検索結果をPCに保存」を試してみます!環境準備 - Web検索
下記手順を参考に進めていくことになります。ただし、Windowsだと手順通りにやってもエラーになってしまったので、エラーにならない方法を記載します。
Node.jsのインストール
まずは、下記サイトから最新のNode.jsをインストールしましょう。
Server brave searchのインストール
そのうえで、Server brave searchをインストールします。下記コマンドを管理者モードで起動したPowerShell上で実行します。
npm install -g @modelcontextprotocol/server-brave-search
Brave SearchのAPIキーを取得
下記でアカウントを作ったうえで、APIキーを取得します。
クレジットカード情報を聞かれますが、無料プランもあり無料プランを選択した場合金銭の請求はされません。
claude_desktop_config.jsonの編集
下記のように追記します。
claude_desktop_config.json
{
"mcpServers": {
"brave-search": {
"command": "node",
"args": [
"C:\\Users\\<ユーザ名>\\AppData\\Roaming\\npm\\node_modules\\@modelcontextprotocol\\server-brave-search\\dist\\index.js"
],
"env": {
"BRAVE_API_KEY": "XXX"
}
}
}
}
環境構築 - FileSystem
Makiさんが書かれた記事に具体的に記載されているので参考になさってください!
使ってみる
Claude Desktop Applicationを再起動して使ってみましょう。
プロンプト
USDJPY、EURUSDの現在の値をリストにしてファイルに保存してください。
実行された結果「exchange_rates.txt」というファイルが生成されました。生成されたファイルの内容は下記になります。
exchange_rates.txt
為替レート(2024年11月30日時点):
USD/JPY: 151.62
EUR/USD: 1.0842
※ これらのレートは参考値です。実際の取引レートは市場状況により異なる場合があります。
ただ、この値ですが2024年11月30日時点の実際の値と乖離がありました。
Brave Searchの現時点の限界なのかなと思っています。
もしかしたら、PerplexityがMCPサーバに対応すると、Web検索の精度も変わってくるのかなと推測しています。
さいごに
いかがでしたか。Claudeを使ってこれまで以上に外部リソースと連携が容易になったと印象を受けました。特に、PC上のファイルを新規作ったり、更新できたりする点、かなり可能性を秘めていると考えています。引き続き、最新の生成AI動向を追っていけたらと考えています!
Discussion
claude compute use もすごいと思いましたが、Claude MCP も新世界を切り開きそうな可能性ありますね。。
うまく使いこなせたらなんかすごそう。
少なくとも、もうSQLは書けるスキルは無くてもなんか、開発・保守は出来ちゃいそうな予感。
そうですね、SQLスキルがなくてもいけるようになりそうですね。
さらには、サーバ操作や監視、環境構築も可能性ありそうな印象です!
外部リソースはRAGが有力候補ですが、MCPの活用が進みそうな印象です!