Gemini CLIを触った。これは実質"Google2"だ!
昨夜(2025年6月25日)に発表されたGemini CLIを触りました。Claude Codeと違ってWindows環境に対応しているためWSLなしでWindowsユーザーでもそのまま使えることがポイントです。多くの会社員はWindowsユーザーなのでこれはパラダイムシフトなのではないかと思います。
詳細は弊社の吉田さん(*)が書いてくださっているので省きますが、ターミナルで以下のコマンドを叩いてあとはEnter押しているだけで使えるようになります。
npx https://github.com/google-gemini/gemini-cli
常に使う場合は以下のコマンドを叩くとよいです。
npm install -g @google/gemini-cli
以降、以下のコマンドでGemini CLIをいつでも起動することができるようになります。
gemini
*吉田さんの詳細説明記事:
Gemini CLIにはGoogle検索機能があらかじめ組み込まれているので、ターミナルでプロンプトを書くと、ターミナル上でGoogle検索してくれます。僕は最初、試しに「樋口恭介」について調べてってお願いしてみました。
もちろん、Gemini CLIはエージェントなので単発処理だけで終わることなく、検索結果を記憶したまま後続処理を続けることができます。僕の場合、「これこのまま俺の自己紹介スライドくらいなら作れるんじゃね?」と思ったので、お願いしてみました。
結果、いろいろ試行錯誤があって30分くらいかかったのですが、以下のようなかっこいいスライドをつくってくれました。なお、処理を見ていくと、一度Pythonで書いたあとにpptxに変換しているようです。
かっこいい!すばらしいです。自己紹介スライドとしてはこれで十分だと思いました。
アウトプットそのものにも感動したのですが、何度も検索をかけて載せるべき情報を整理してくれたり、文章を考えてくれたり、スクリプトを書いてくれたり、その間失敗しても健気に報告しながら修正を試みてくれたりと、努力の過程(?)が見えたのが感動的でした。
自分の普段遣いのWindows PCに、本当にエージェントがやってきたんだなという感慨があります。ターミナル上で動くGoogle。そしてプロンプトで自由自在にその検索結果を編集していくことができる。今後はGoogleが持っている他のサービスとの自動連携もどんどんできるようになるでしょう。現在の検索サービスであるGoogleが古いユーザー体験で、僕はGemini CLIに"Google2"と呼びたくなるほどの新しいGoogleのユーザー体験を感じました。
みなさんもぜひ、体験してみてください!本当に1分で始められちゃいます。それではまた。
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