AI戦略会議 第9回を読み解く
5月22日にAI戦略会議が開催されて、そこでの資料の一部が内閣府のホームページに公開されました。
AI戦略会議とは
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA018I30R00C24A5000000/
AI戦略会議 第9回
https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_senryaku/9kai/9kai.html
内容ですが、どの資料も興味深く、エンジニアやITコンサルタントのビジネスにも関連しそうな内容でした。
展開資料
資料1-1 AI戦略の課題と対応(PDF形式:2464KB)
AI戦略会議のこの1年の取り組み内容を網羅的に述べられています。
特にスライド#4とそれぞれの別紙で、日本国内での「研究開発力の強化」「AI利活用の推進」「インフラの高度化」「人材の育成・確保」について議論状況が書かれており、ふむふむと勉強になります。
また、日本でのAI投資効果を実感できている企業の割合がアメリカに比べて低いことがわかります。
利用状況では、日本では「問い合わせ対応Chat Bot」が上位にありますがアメリカにはなく、生成AI=チャットボットやコンシェルジュというイメージが我々にありますが、視点を変えてみるのも良いかなという気づきになりました。
資料1-3 田中構成員資料(進化する日本でのAIの利活用)(PDF形式:2103KB)
クライアントや自身の業務でどのようにAIを活用できそうかの参考になると思います。
資料1-4 松尾座長資料(生成AIの産業における可能性)(PDF形式:3033KB)
スライド#7で日本の伸びしろがかなりあることが述べられています。
また、各産業 x 生成AIが興味深かったです。(防衛 x 生成AI、金融 x 生成AI、コンテンツ x 生成AIなど)
Discussion