はじめに
日本時間2024年8月27日夜にDify v0.7.2がリリースされました。
新機能 sys.dialogue_count
チャットフロー内での会話ターン数を追跡するための変数が追加されたようです。
この変数を活用することで、会話の進行に応じたダイナミックな会話ロジックを開発者が実装できます。
if-elseノードを用いて、チャットフローの異なる枝をトリガーすることができます。例えば：
フェーズ1：最初の5ラウンドの対話
if sys.dialogue_count < 5: 情報を収集する
フェーズ2：5ラウンドを超えた後
else: 情報を略して出力する
さいごに
上記以外に、LLM「Moonshot」のJSON形式出力サポートや、アプリセッションリストでユーザー体験の向上のために、最終修正のタイムスタンプでソートできるようになった、などの変更もありました。
今後の期待
ワークフローのファイルアップロード機能の強化に今後期待したく考えています。現状ワークフローへは画像のみしかサポートされていないのと、ワークフロー内で変数「sys.files」が使えない状況です。この辺が改善されるとDifyのできることが増えると考えています。
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