Dify 0.6.13とDify-Sandboxが公開
直近、Dify 0.6.13とDify-Sandboxが公開されました。
Dify 0.6.13
Dify-Sandbox
Dify 0.6.13
リリースノートを見ていきましょう。
新機能
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パスワードリセット機能: ユーザーがパスワードを忘れた場合、メールを送信してリセットできるようになりました。
-> これは、地味に助かる。。 -
Nominatim OpenStreetMap検索ツール: 地理情報の検索と利用が可能になりました。
->下記の例だと「Washington, DC」と検索すると下記のように具体的な地理情報が取得できるようです。OpenStreetMapという検索エンジンを使っているようです。
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Firecrawlツール: ウェブスクレイピングと検索機能が強化されました。
->たしか0.6.11でFirecrawlが使えるようになったのですが、AIエージェントやワークフローのツールとしてMarkdown形式で検索結果を出力可能になったようです -
Oracle OCI Object Storageサポート: クラウドストレージオプションが拡大しました。
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新しい言語モデル: Llama 3とMixtralモデルがddgo_ai.yamlに追加されました。
改善点
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アプリケーション削除プロセスの最適化: Celeryワーカーを使用して、関連データベースレコードをより完全に削除できるようになりました。
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WeComボットのMarkdownメッセージサポート: より豊富な表現が可能になりました。
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Claude3の関数呼び出しサポート: より高度なタスク処理が可能になりました。
->試せていないが、何ができるようになったのか気になる -
Jina Readerツールの改善: リクエストパラメータフィールドが追加されました。
Dify-Sandbox
Dify上のPythonやNode.jsなどのコード実行環境をオープンソースとして公開したようです。現状Linuxのみで動くようです。(未確認)
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