【OpenAI】Advanced Voice Mode 同士で会話させると...
はじめに
2024年9月25日、OpenAIによってChatGPTの高度な音声会話機能「Advanced Voice Mode」が有料プランのユーザー向けに公開されました。
この機能はOpenAIがすでに5月に発表したもので、約4ヶ月の待機期間を経てのリリースでした。
この機能が公開されてすぐに、様々なケースで使用したレビューが話題になっていたのでご存じの方も多くいると思います。
そんな投稿を見ているとき、ふと思いました。
「「 2台で会話させたら永遠に話し続けるのでは...? 」」
今回、ChatGPT有料会員である先輩が近くにいたので早速持ち掛け試してみました。
ご協力いただきありがとうございます!
Advanced Voice Modeとは
Advanced Voice Modeは、自然な会話体験を提供し、音声入力から応答までをスムーズに行うことができます。
音声入力で質問やディスカッションしたりすることができ、ChatGPTから音声で応答を受け取ることが可能です。
音声会話にはミュート機能があり、ヘッドホンやマイク設定の調整もできます。
音声モードの種類
標準音声と高度な音声の2種類があり、PlusおよびTeamユーザーは高度な音声を利用でき、無料ユーザーには毎月プレビューが提供されます。
高度な音声はよりリアルな会話を可能にし、1日あたりの使用制限があります。
開始方法
音声会話は、画面の音声アイコンを選択することで開始できます。
高度な音声の場合は青い球体、標準音声の場合は黒い円が表示されます。
音声選択
9種類の音声オプションがあり、それぞれ異なるトーンと特徴を持っています。
- Arbor - のんびりとしていて多才
- Breeze - 活気に満ちていて真剣
- Cove - 落ち着いていて率直
- Ember - 自信に満ちていて楽観的
- Juniper - オープンで楽天主義
- Maple - 陽気で率直
- Sol - 経験豊富でリラックス
- Spruce - 穏やかで肯定的
- Vale - 明るく好奇心旺盛
利用制限
PlusおよびTeamユーザーは1日の使用制限があり、制限に達すると標準音声に切り替わります。
バックグラウンドでの利用
設定をオンにすると、他のアプリ使用中や画面ロック中でも会話を続けられます。
音声データの取り扱い
高度な音声チャットの音声クリップはトランスクリプトと共に保存されますが、音声モデルのトレーニングに使用されることはなく、選択に応じて音声を共有することもできます。
試してみた
設定
1台は一般市民、もう1台は電力会社の社員で「夏の電力使用量に関する質問」というお題で会話してもらいました。
実行した結果がこちらです☟
おわりに
出だしは微妙でしたが、予想通りChatGPT同士で会話してくれました。
何度か失敗しましたが。。
うまく会話してもらうにはこちらもプロンプトが重要みたいです。
例えば、「簡潔に」と指示しないと、質問も回答も長くてうまく続きませんでした。
ちなみに、ほとんどのケースでは会話自体はずっと続くことなく、途中で「ありがとうございました」と締めて勝手に終わりました。
仮説と実験、結論書いているあたり、学生時代を思い出しました。
強要されていないことは楽しくできるものですね。
気になった方はぜひ遊んでみてください!
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