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Chromebookを買ったので環境構築してみた
背景
Chromebookを買った友人にpythonを教えようと思い、自分も用意して使い勝手を確認しながらlinuxを立ち上げて、python3を実行までしてみます
今回購入した機材
手順
- ChromeOS上にlinuxVM環境を起動させる
- pythonのバージョンを確認する
- pip3が入っているないのでインストールとアップデート
1.ChromeOS上にlinuxVM環境を起動させる
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設定を開く、ChromeOSについてというタブがあるので開く
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OSのアップデートがあれば、更新をする
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デベロッパーの下にLinux開発環境があるのでクリックする
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次に、ユーザー名とストレージのサイズを決める、デフォルトで10GB
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完了するとターミナル画面が立ち上がる
OSはdebian 12でした
2.pythonのバージョンを確認する
python3 -V
Python 3.11.2
3.pip3が入っているないのでインストールとアップデート
pip3 のインストール
sudo apt install python3-pip
試しにpipをアップデートする
パッケージが足りないのかエラーになった。
エラーログについて調べるとaptコマンドでインストールしたパッケージと
pipでインストールしたパッケージがバッティングするので、venvで行えば解決するかもしれない。
外部から管理されるパッケージ
venvを使わずに、実環境にインストールする場合、以下のオプションをつける
--break-system-packages
デフォルトでfalseになっているので、つけることでTrueとなる
sudo pip3 install -U pip --break-system-packages
venvを使うとき
mkdir pyground
cd pyground
python3 -m venv .
実行完了するといくつかファイルが生成される
ls
(実行結果) bin include lib lib64 pyvenv.cfg
. bin/activate
仮想環境に移動する
venv 環境でkivyをインストールして実行してみる
まとめ
外部で管理されているパッケージの競合を回避する方法を
知ることができて良かった。
ChromeOS上でpythonで開発する環境を作る経験ができました。
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