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エンジニア学習について

2023/05/08に公開

エンジニアは土日も楽しんで学習している人には敵わないなんて話をよく耳にします。この話についてなんとなく言語化してみようと思います。
まず初めに、「楽しんで」の部分にフォーカスします。この部分は、その人のバックグラウンドや原体験に大きく影響を受ける部分だと思います。
私の場合は、幼少の頃に遊んだ、主に任天堂の携帯ゲーム機。ゲームボーイから始まり、ゲームボーイカラー、アドバンス、DSなどの進化に大きく心を動かされました。
単にグラフィックの進化もそうなのですが、自分のゲーム機と他の友達のゲーム機と会話をする手段の進化です。
最初は有線ケーブルで繋いでいたものが、赤外線になり、ローカルの電波通信、Wi-Fiとなります。これは単に利便性が増しただけでなく、世界中の誰とでも会話ができるようになりました。
これをわ~すごい。と思うのか、これはどういう原理でできているのだろう?この疑問と回答の断片を拾い集める行為をワクワク、場合によっては分からなくてイライラできる。そんな行為をエンジニアリングを「楽しむ」と言うと思います。
一例をゲーム機を例に上げましたが、携帯電話・スマートフォン、家電。ハードウェアだけでなく、映像作品(編集技術)、VR、世の中は技術にあふれています。
私の場合、すごい技術がどうなっているんだろう?時になる中で、本格的にプログラミングを学び始めたときに、わけも分からずに文字列を打ち込み、ターミナルに文字を印字された瞬間に、あーこれは技術への扉を開いてしまった。と、なんとも言えない感動に包まれたことを覚えています。
次は「土日も」に触れますが、もう十年以上もプログラミングを学び続ける中で、初期の頃の感動や興味は質を変えて行きます。これはどちらかというと社会人になったのと生活の仕方が変わった影響かもしれませんが、文字通り土日に必ずしも勉強することはなくなりました。
ただ、新しい技術をキャッチアップし続ける、マスターしたと思った概念を初心を振り返って学び直すことは、無意識に思い立ったタイミングで行なっています。こういった習慣のことを土日も勉強していると揶揄するのだと思います。
本当に学びはじめのときは、文字通り興味が止まらなく土日もコードを書き続けていました。もちろん何年経っても今も継続で土日も必ず勉強し続けている方もいるでしょう。素晴らしいことだと思います。
仕事中に学べるという方もいるとは思いますが、気になる技術を体系的に学ぶであったり、使ってい技術の成り立ちから学ぶことは仕事中に不可能だと思います。
一部そういった学習時間を設けている企業もあるかと思いますが、その場合は仕事の効率を高める手段を磨く時間を犠牲にしていると言えるかもしれません。また、社内外の勉強会などの発表の質を高めたい方たちは漏れなく休日を準備として活用していると思います。
学習の内容などに踏み込んで話したくもありますが、スキマ時間の息抜きポエムなのでここまでで。

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