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Elmコミュニティについての振り返り

2020/12/13に公開

これはElm AdventCalendar 2020 の13日目の記事です。

本を書きました!!!

まずはじめに誠に勝手ながら宣伝をさせてください。

TodoMVCで手続き型脳から関数型脳へシフトしてみよう!という本を無事執筆完了いたしました!! Elmを始めようと思っている方や始めたが実践的なアプリケーションって実際どうやって作るの?と困っている方は是非、購入していただけるとありがたいです。なぜ、本を書くに至ったかJavaScriptのサンプルの解説までは無料のため、そこまで読んで気になった方は是非ポチッとしてみてください。購入していただけると泣いて喜びます・・・!!

今年のElmコミュニティの活動について

今年は言うまでもなく、新型コロナウィルスによって社会や技術コミュニティにとって変化を強く求められた一年間だったと思います。

今年はElmコミュニティにとって大きな衝撃・後押しになるようなイベント、Elm Japan 2020が開催される予定でした。大規模なコミュニティは人員や資金、経験が豊富なためオンラインのイベントに切り替えることは、容易ではなかったと思いますが、無事達成した事案が多かった用に思えます。しかし、Elmコミュニティはその逆で、オンラインイベントを開くことは出来ず開催は無期限延長となってしまいました。言語の壁や経験の無さで上手く力になれず歯がゆい思いをしました。

その後、小規模なイベントが1, 2回行われましたが、継続的なイベントに残念ながらならず例年に比べるとコミュニティの規模を拡大させることができなかったように感じます。

私の活動について

ようやく、10月に入ってから去年より質の高いイベントをしたいと思い、知識0から始めるElm入門ハンズオンというイベントを開催し始めました。このイベントは、少人数によるオンラインイベントで、スライドなどは一切用意せずElmのコードを参加者に読んでもらい疑問・質問があれば、どういうコードだと思うか考察した意見を述べてもらった上で私が解説をし理解の手助けをすると言うスタイルで進めていくハンズオンになっています。一度コード群さえ出来てしまえば、大掛かりな用意などは必要ないため、参加者さえ変われば継続的にイベントが開けると言う仕組みが導入出来たのはとても良かったと感じています。今まで参加した勉強会の中で、一番為になった、良かったなどの感想を何度か頂き、大きく自身につなげることができました。来年になっても継続して開催できればなと思っています。

Elmガイドの翻訳活動について

イベントに関しては開催率が低下した中で、とても喜ばしかったこととして、やはりElmガイドの翻訳活動は欠かせないと思います。私は翻訳活動に参加はしていませんが、discordでの翻訳活動が活発に動いていることを確認したり、翻訳文章一つ一つに妥協をせず原文よりもわかりやすくを信念に動いてらっしゃったと思います。私は何度もElmガイドを読み直していますが、格段に読みやすくコードをガイド上で動作確認できるようになったのが大きな進化だと思われます。是非、みなさんもガイドを今一度目を通していただいてはどうでしょうか?

アドベントカレンダー・Elmの継続率について

一つショックを受けている現象としては、去年まで2, 3までカレンダーができていたElmアドベントカレンダーですが、今年は一つに縮小してしまいました。今まではイベント参加者や入門者に声がけをしていたため数を伸ばしていたのですが、やはりElm自体の継続率が低いのが大きな原因かと思います。ヒアリングをしてみると、やはりプロダクトなどで利用しないのであれば勉強するモチベーションが保てないのが一番の原因だと思われます。来年はプロダクト採用ができるようにElmの知識などをアウトプットできればなと考えています。

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