Snowflakeの新UI、Snowsightの知られざる機能3選
この記事はSnowflake Advent Calendar 2021の10日目の記事です。
Snowsightとは
Snowflakeの従来のWebインターフェースも、シンプルな画面構成に必要十分な機能が搭載されておりとても使いやすいものでした。
ですので、もしかしたらあえて新しいUIを試していない方もいらっしゃるかもしれません。そんな方はまずはこちらをクリック。
ここから先がSnowsightです。
衆目一致の推し機能
誰がみてもいいなと思うのは以下3点でしょう。これらについて旧UIより優れていることは論を俟たないですね。
あまり知られていないけど便利かも!な機能
ここからが本題。
知らない人も多そうだけど、意外と喜ぶ人がいそうな機能を3つご紹介します。
1.アカウント切り替え
画面左下にアカウントロケーターが表示されており、右にある「V」を押すとブラウザが記憶しているアカウントが一覧できます。複数のアカウントを切り替えて作業する必要のある管理者の方、開発者の方にとってはありがたい機能ですね。
各アカウントにポインターをもっていくとエディションとかも確認できます。
2.検索結果のコピペ
表形式の検索結果をそのままスプレッドシートにコピーできます!
もちろん検索結果をスプレッドシート上であらためて操作するようなことはできるだけやめたいのですが、現実的にはちょっとした作業はよくありますよね。結果が小さいものならCSVに落としてから読み込むということをやらずにすみます。
3.ショートカットでSQLを整形
実はSQLのフォーマッターがついています。
ワークシート全体をフォーマットしてしまい、SQL文毎にできないとか、2021年12月の時点では変数名をうまく解釈できず$の後にスペースが入ってしまうとかいう問題はあるものの、わたしのようにSQLを試行錯誤しながら書いているとすぐ汚くなってしまうような人には朗報です。
ちなみにショートカット一覧はワークシート上で cmd+shift+?(mac) あるいは ctrl+shift+?(Windows)を押すと参照できるはずです。もし出てこなければ、このキーの組み合わせがブラウザあるいはOSのショートカットとバッティングしていると思われますのでご確認ください。
以下はmacでみたときのものです。
altはoptionに読み替えれば良いみたいです。
おまけで期待のプレビュー機能
現在はまだプレビュー機能ですが、Snowsightから直接サポートケースを登録できるようになります。
Snowflake Community(Lodge)にあらためてログインせずにすむと、サポートとのやり取りも楽になりそうですね。
終わりに
まだ使ってない方は少し触ってみたくなって頂けたでしょうか。
こちらのSnowflakeアカウントのモニタリングダッシュボードが演習と実用を兼ねたユースケースとしてとても良いと思うので試してみてください。
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