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Snowflake VS code extension (Public Preview) を入れてみた

2022/12/13に公開

この記事はSnowflake Advent Calendar 2022 Part2 13日目の記事です。

はじめに

SnowflakeのVisual Studio Code ExtensionがPublic Previewとして公開されたので、インストールしてみました。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=snowflake.snowflake-vsc
バージョンはv0.5.1。Public Previewなので、これから変わっていくことが前提ですが、ものは試しに。

まずは接続

インストールは他のExtension同様ワンクリックなので手順は省略。

接続するには左側アクティビティバーのSnowflakeアイコンをクリックします。接続先アカウントを指定する部分では、
<組織名>-<アカウント名>
<アカウントロケーター>.<リージョンID>.<クラウド>
のどちらかのフォーマットで記載すると入れました。https://からの記述は不要のようです。


あとはログインです。

ログイン後の作業

あとはテキストファイルにSQLを書いて実行するということになるわけですが、ここでファイルの言語モードをSnowflake SQLにする必要があります。右下の言語モードのところから変更しても良いですし、コマンドパレットでSnowflake SQL Fileを選択すればSnowflake SQLを言語として新しいファイルを開くという意味になります。

できること

以上の通りなのですが、個人的にいいと思ったところ2点を挙げると、

ロール、データベース、スキーマ、ウェアハウスの表示箇所が一箇所に集まっている


USE文で変更すると左側の表示も変更になります。Snowsightでは右上にロールとウェアハウス、左上にデータベースとスキーマとなっているのが、まだちょっと慣れないのです。

ユーザの切り替えが楽

複数のユーザでログインしておいてpull downで切り替えることができます。
ただし注意としては、右側に開いているSQLファイルはユーザを切り替えても切り替わりません。(ローカルファイルなので当然であります。あと左下のQUERY HISTORYもクリアはされず、別のアカウントの実行結果でも追加されていくようなイメージになります。)
切り替えて作業する際は、別のアカウント用のSQLを誤って実行しないように注意する必要があります。

おまけ

ACCOUNT_USAGE.SESSIONSビューを見ると、VS Code Extensionからの接続はこのように記録されていました。

おそらくNode.jsドライバ経由ということですね。

おわりに

SnowflakeのWeb UIは概ね評判は良いと思うのですが、プログラマーの方はやっぱりVS Code使いたいという方もいらっしゃるかもしれません。間口が広がるのは良いことですし、これからの進化を楽しみにしたいと思います。

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