Snowflake VS code extension (Public Preview) を入れてみた
この記事はSnowflake Advent Calendar 2022 Part2 13日目の記事です。
はじめに
SnowflakeのVisual Studio Code ExtensionがPublic Previewとして公開されたので、インストールしてみました。v0.5.1
。Public Previewなので、これから変わっていくことが前提ですが、ものは試しに。
まずは接続
インストールは他のExtension同様ワンクリックなので手順は省略。
接続するには左側アクティビティバーのSnowflakeアイコンをクリックします。接続先アカウントを指定する部分では、
<組織名>-<アカウント名>
<アカウントロケーター>.<リージョンID>.<クラウド>
のどちらかのフォーマットで記載すると入れました。https://
からの記述は不要のようです。
あとはログインです。
ログイン後の作業
あとはテキストファイルにSQLを書いて実行するということになるわけですが、ここでファイルの言語モードをSnowflake SQLにする必要があります。右下の言語モードのところから変更しても良いですし、コマンドパレットでSnowflake SQL File
を選択すればSnowflake SQLを言語として新しいファイルを開くという意味になります。
できること
- Snowflake SQL Intellisense
- Accounts & Sessions
- Database Explorer
- Query Execution
- Query Results & History
以上の通りなのですが、個人的にいいと思ったところ2点を挙げると、
ロール、データベース、スキーマ、ウェアハウスの表示箇所が一箇所に集まっている
USE文で変更すると左側の表示も変更になります。Snowsightでは右上にロールとウェアハウス、左上にデータベースとスキーマとなっているのが、まだちょっと慣れないのです。
ユーザの切り替えが楽
複数のユーザでログインしておいてpull downで切り替えることができます。
ただし注意としては、右側に開いているSQLファイルはユーザを切り替えても切り替わりません。(ローカルファイルなので当然であります。あと左下のQUERY HISTORYもクリアはされず、別のアカウントの実行結果でも追加されていくようなイメージになります。)
切り替えて作業する際は、別のアカウント用のSQLを誤って実行しないように注意する必要があります。
おまけ
ACCOUNT_USAGE.SESSIONSビューを見ると、VS Code Extensionからの接続はこのように記録されていました。
おそらくNode.jsドライバ経由ということですね。
おわりに
SnowflakeのWeb UIは概ね評判は良いと思うのですが、プログラマーの方はやっぱりVS Code使いたいという方もいらっしゃるかもしれません。間口が広がるのは良いことですし、これからの進化を楽しみにしたいと思います。
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