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ユーザーに物理設計を見せるな、幻想を見せろ

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Operating Systemに関する本 を読んでいるとこんな説明がありました。

Operating Systemの役割の一つは幻想を見せること

この本が説明するには、OSはコンピューターの利用者にあらゆる幻想を与えているというのです。

例えば一つのコンピューターは複数のユーザーやプロセスが同時に利用することができるのですが、それぞれのユーザーは他のユーザーの操作によって待たされることなく、あたかも自分1人でコンピューターを利用しているかのような体験をすることができます。これはOSの制御のおかげです。

このような擬似的な体験を、この本は幻想を与えると表現しています。

私はよくシステム開発をしていると、ユーザーの要望に対して「設計上それはできません」と言いたくなります(あるいは言ってしまいます)。

しかし、すぐに本当にできないのかを自分に問いかけます。クラウド技術はひとつのパソコンを占有したいという複数のユーザーの要望を一つのパソコンで実現してしまうのに、本当にその程度の要望も実現できないのだろうか。いや、きっとできるはず。

物理設計の制約があたかも存在しないかのような幻想をみせること、これがアプリケーション設計なんだと考えています。

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