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普段使うGitコマンドまとめ

2022/03/08に公開

はじめに

普段,私が使用しているGitコマンドをまとめます.なお,Git初心者なので悪しからず.
本記事では個人の見解で使用頻度順に

  1. ★★★
  2. ★★

のマークを使用しています.

.gitフォルダの作成

init(initialize)コマンドで.gitフォルダを作成され,今後のコミットや変更のログが保存されるようになります.
そのディレクトリに.gitフォルダがなければ下記コマンドを実行しましょう.

terminal
git init

ただし,.gitフォルダは隠しフォルダなので通常は見ることができません.

statusの確認 (★★★)

下記のコマンドで,現在の状態を確認することができます.

terminal
git status

具体的には以下の4つの状態を確認することができます.

  • 現在作業しているbranch
  • addされているけどまだcommitされていないファイルの一覧
  • 編集・変更・削除されているが,まだaddされていないファイルの一覧
  • Git管理されておらず.gitignoreで管理除外対象にもされていないものの一覧

branch

branchとはコミット履歴の流れを枝分かれさせるための機能のことを指します.

branchの確認 (★★★)

下記のコマンドで,現在のbranchを確認することができます.

terminal
git branch

branchの切り替え (★★★)

branchを切り替える方法は2種類あり,下記コマンドのどちらかを用いましょう.

terminal
git switch {branch名}

or

terminal
git checkout {branch名}

新たなbranchの作成 (★★)

開発を進めていると新しくbranchを作成したくなる時があるでしょう.

terminal
git switch -c {branch名}

or

terminal
git checkout -b {branch名}

そんな時は上記コマンドで解決することができます.

branch名の変更 (★)

branchの名前をtypoしてしまったそこのあなた.焦らなくても大丈夫.branch名を変更することもできます.

git branch -m {変更前の名前} {変更後の名前}
git push origin :{変更前の名前} #banchの削除
git push origin {変更後の名前}

上記コマンドを実行してみましょう.

add

addコマンドで,変更内容をインデックスに追加してコミット対象にすることができます.

addの基本操作 (★★★)

terminal
git add {pushしたいファイル}

上記の様にファイルを1つ1つ指定することもできますが,下記の様に一括で選択することもできます.

terminal
git add .

addの取り消し (★)

間違えてaddしてしまったそんなあなたに朗報です.

terminal
git reset HEAD

上記コマンドで1つ前のaddを取り消すことができます.

commit

commitコマンドで追加・変更したファイルをGitに登録することができます.

commitの基本操作 (★★★)

terminal
git commit -m "{コミットメッセージ}"

コミットメッセージの変更 (★★)

コミットメッセージをtypoしてしまったり,内容が異なっていた場合にはメッセージを変更しましょう.

terminal
git commit --amend -m "{変更後のコミットメッセージ}"

上記コマンドでコミットのメッセージを変更することができます.

1つ前のcommitの取り消し (★)

コミットメッセージを変更するのではなく,commitそのものを取り消したい場合もあるでしょう.

terminal
# コミットを取り消すというコミット
git revert {コミットID}

or

terminal
# 完全消去なので非推奨 (バグる可能性あり)
git reset HEAD^

そんな時は上記コマンドで解決します.

pull

pullコマンドでリモートから最新情報をローカルに持ってくることができます.

pullの基本操作 (★★★)

terminal
git pull origin {branch名}

pullの取り消し (★)

間違えてpullしてしまって動かなくても大丈夫です.pullを中止することができます.

terminal
git merge --abort

上記コマンドを実行しましょう.

clone (★★)

cloneコマンドで他のユーザーのリポジトリをコピーして自分も実際にコードを触ることができます.

terminal
git clone -b {branch名} https://{ユーザ名}@github.com/{リポジトリ名}

上記を実行すると指定したリポジトリがディレクトリ内にコピーされています.

使用例

とはいうもののどの様に使えば良いのかわからない人も多いでしょう.
そこで,実際に例を示したいと思います.

リポジトリを作って初めてのpush

terminal
git add .gitignore
git commit -m "add .gitignore"
git branch -M main
git remote add origin https://github.com/a5chin/zenn.git
git push -u origin main

新規branchへのpush

terminal
git checkout -b develop
git add README.md
git commit -m "fixed typo in README.md"
git push origin develop
GitHubで編集を提案

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