AWS Solution Architect Professional の更新 (2021/6時点)
2019年に取得していた AWS Solution Architect Professional 認定を更新しました。
仕事では Microsoft Azure / Microsoft 365 系がメインで、趣味で Google Cloud の Freetier で遊んでいるぐらいで、AWS に関しては直近ではあまり触れていない状況でした。。 その状況から認定更新に向け AWS を復習をしていったので、その際に参考になったサイト・書籍などを情報を残しておきます。
ラーニングサイト
Udemy : Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional 2021
AWS Solution Architect の再認定に向けた学習には Udemy の下記講座を利用しました。
Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional 2021
https://www.udemy.com/course/aws-solutions-architect-professional/
実は AWS に関しては 12認定 を保持していますが、Specialty 系の認定を取得する際にも、同じ講師の方のコースを活用していました。
こちらの各コース、基本的に全て英語ですが別途ダウンロードできる PDF の講義資料が程よくまとまっているので、そちらを主に利用していました。 AWS SAP でも同様です。
各サービスのポイントや、サービスごとの組み合わせた場合のフローなど、ざっと把握する/振り返るのに良かったです。
また Udemy の "英語" のコースに関しては、Microsoft Edge ブラウザの日本語翻訳を利用すると "字幕" まで翻訳されるので、見ようと思えばそれなりに見れます (機械起こしの字幕だと意味不明なところも多々ありますが、、なんとなくは分かるかと)
Jayendra's Cloud Certification Blog
こちらは AWS認定 に関する各サービスのチートシートなど、要点がまとめられているサイトになります。 AWS SAP 認定ではあまり参照しませんでしたが、試験に関わるサービスと、その詳細をざっと振り返るのには凄く便利で、Specialty を受ける際には日本語に翻訳/印刷したものを試験会場への移動中に見るなど、ギリギリまで参照していました^^;
問題集
Whizlabs
問題集に関しては Whizlabs を利用しました。
Online Certification Training Courses for Professionals
https://www.whizlabs.com/
英語の問題集で "右クリック禁止" なサイトですが、Chrome 等のプラグインで、右クリックを可能にしてくれるプラグインを活用すれば、ブラウザの日本語翻訳で利用できるようになります。
※自分は Chrome に Simple Allow Copy を入れて利用しています。
認定毎に個別に問題集を購入する事も可能ですが、上記画像の通り年額で全ての問題集が利用できるサブスクリプションもありますので、複数認定の取得を目指している方はサブスクリプションの方がお得だと思います。
また AWS 以外に、GCP / Azure などの問題集も Whizlabs にありますが、自分は AWS Specialty 系の認定 および Google Cloud Professional Cloud Architect, Google Cloud Professional Data Engineer などを取得する際にも Whizlabs の問題集を利用していました。
有償故に各問題の回答もしっかり明示されていますし、参考資料などへのリンクも掲載されているので、なぜその選択・回答になるのか?など都度都度確認できるのも良いです。
クラウド系の認定の問題集に関しては、ほぼほぼ Whizlabs だけでいけるのではないかと思います。
その他
[書籍] AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
こちらの書籍は結局利用せずに、チラ見しただけで終わったのですが、上記英語系のサイトに抵抗があり、できれば日本語での勉強をしたい!という方にはとても良いと思います。
特に書籍内にある問題例が実試験の内容に近いように見えました。
試験範囲全体の把握と、問題の傾向や、AWS SAP 特有の長文問題の雰囲気など、実試験に向けた対策としては、非常に良い書籍だと思います。
恐らくこれ1冊か、これに加えて問題集を1~2周すれば、それだけで合格できるような気がします。
Blackbelt ほか
当然ですが、詳細を把握していないサービスなどを知るために Blackbelt なども活用しました。 この手の資料やコミュニティの情報が充実しているのは、本当に AWS の良いところだと思います。
試験の感想
最後に試験の感想です。
勉強期間は約1週間で、最初に問題集をざっと解いた時点では 6割 程度の正解率でした。
そこから上記教材/サイトを利用しつつ、AWS Organization のベストプラクティス (請求/OU/SCT)、Route 53 インバウンド/アウトバウンド、S3 アクセスポイント/エンドポイント (ゲートウェイ/インターフェス) など、AWS特有の部分の理解に少し時間がかかったなぁ・・・という状態でした。
あとは各サービスのアップデートに伴う知識の更新が必要でしたが、オーソドックスなアーキテクチャ (Web/App/DB、FaaS/SaaS、Elastic や キャッシュ、レプリケーション、DR、キュー/バッチ処理) は3大クラウド共通なので、各名称の役割と推定されるサービス/機能、コンポーネントさえ理解していれば概ね推測でも答えられた感じです。 あとログ集約とか、微妙に運用系のとこロール/ポリシー周りの差異かな。
実際の試験は相変わらずの長文な上に、そもそもの翻訳が間違えていて、English で見たらサービス名が違うなど酷いものもあったので、問題文・回答に違和感を感じた場合には、すぐに English を見たほうが良いというのは注意点だと思います。
以上、他の方の参考になれば幸いです。
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