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カスタム投稿タイプのスラッグを変更して、記事を引越しする

2024/07/18に公開

データベースのバックアップ

カスタム投稿タイプのスラッグを変更するために、万が一に備えて記事のバックアップをとっておきます。

バックアップはFTPからとっておけばよいのでは?と思いますよね。
WordPressは見た目を管理している、きせかえのようなイメージの「テーマ」と、投稿記事の情報を保存している「データベース」のふたつで構成されています。(わかりやすくするために極端な例えを使いました)

せっかく書いた記事が不具合で消えてしまうのを避けるために、データベースのバックアップは絶対にとっておきましょう!

1. phpmyaminにログイン

※エックスサーバーを利用しているとして進めますが、作業内容はどこのサーバーを利用していても同じです。
phpMyAdmin | レンタルサーバーならエックスサーバー

サーバーにログイン後、phpmyadminを開きます。
IDとパスワードが求められるので入力しましょう。IDとパスワードを忘れてしまった方は、「〜public/wp-config.php」から確認できるのでコピペしておくのがおすすめです!

ログインが完了すると、灰色っぽい画面があらわれます。

2. SQLファイルをエクスポートする

WordPressで使用しているデータベースを選択してエクスポートします。
どれがWordPressで使用しているのかわからないときは、wp-config.phpから確認できます。

/** The name of the database for WordPress */
define( 'DB_NAME', 'データベース名' );

エクスポート時に設定するのは、以下の2つのみです。

  • エクスポート方法は、詳細 - 可能なオプションをすべて表示を選択
  • 生成オプションは、DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT / TRIGGER コマンドを追加するを選択

エクスポートに成功すると、末尾が.sql(または.zip)のデータが保存されます。
これでデータベースのバックアップは完了です。

カスタム投稿タイプを変更する

カスタム投稿タイプの変更には、以下のプラグインを使用します。
あらかじめWordPressにインストール・有効化しておきましょう。
Post Type Switcher – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

変更したいカスタム投稿タイプ(引越し先)を作る

今回はカスタム投稿タイプ「column」を、「case」に引越しさせます。
Custom Post Type UI – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語で、カスタム投稿タイプ「case」を作成しましょう。

引越し前のカスタム投稿タイプ「column」には、記事が2つ入っています。

引越しをする

引越しさせたい記事を選択し、編集

引越し先のカスタム投稿タイプを選択し、更新

引越し完了

もともとコラムにあった2記事は、無事にケースへ引越しできました。

パーマリンクの再設定

設定>パーマリンクから、なにも編集せず「変更を保存」しておきます。

まとめ

  • データベースのバックアップをとる
  • プラグインで簡単にスラッグ変更が可能
  • 最後のパーマリンクの更新を忘れずに

こちらの作業は、SEO的に影響が出る可能性があります(一時的にランキング順位が下がるなど)
作業する前に、SEOのことも考慮して行ってください。

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