ちくちく言葉のやめ方のすゝめ
やめようちくちく言葉
皆さんはちくちく言葉はご存知でしょうか?
どこが起源になっているか私はよく知らないのですが、よくオンラインゲームやオンラインゲームの動画で出没する印象があります。
ちくちく言葉関連で私が好きな動画があるので、とりあえず貼っておきます
さて、ちくちく言葉。可能なら使うのはやめたいと思ったので、そんなことをざっくり書きたいと思います。
業務で意外とちくちくは出ちゃう気がする
ちくちく言葉ですが、結構業務で出てしまう気がしています。
実際に喋っているときにはほぼないですが、一番多いには PR や Slack のコメントかなと思います。
例えばこんなとき。
[nits]
ここの処理って必要ですか?
不要だと思うのですが。
こちらは私がかつて PR で書いたコメントです。
いやはや、中ちくちく感がありますね。
その仕様は記載があると思います。
画面仕様書の方先に確認してもらえますか。
こちらも私がかつて slack で書いたコメントです。
こちらは大ちくちくくらいありますね。
どちらも特に棘のある言い方をしよう、とは思っていなかったのですが、ちょっと時間がなかったりするとこんな感じの書きっぷりになってしまうような気がします。
How to prevent ちくちく言葉
では、どんなふうにすればいいのか。
ちくちくをなるべく減らすべく、私がしているのは下記の 2 つです。
- チームのメンバー(社内や社外などの範囲も関係なく)は一緒にプロダクトを作る仲間と意識する
- コメントに絵文字などをつける(ほぼおじさん構文レベル)
少ないですが、これだけで結構ちくちく言葉は減ります。
1. チームのメンバー(社内や社外などの範囲も関係なく)は一緒にプロダクトを作る仲間と意識する
こちらがまず一番重要です。
やりとりする全ての人は、敵でもなんでもなく、一緒にプロダクトを作る仲間だと意識しましょう。
WEB アプリを作っていると、PM、FE、BE、外部ベンダーなどでやり取りがあると思います。
そうしていくとコミュニケーションの中で
なかなかあっちの作業が進まない、こっちは進んでいるのに、、、
仕様について聞かれたけど、資料は共有しているのだからそこは確認してほしい、、、
処理を担保するように任されたけど、これがBE/FEで担保するもんじゃなくないか、、、
みたいなことを思う時があるんじゃないかと思います(少なくとも私は心当たりがある)。
そんな時こそ同じプロダクトを作る仲間であることを思い出しましょう。
仲間であれば、衝突はあれど、わざわざ険悪になる必要はありません。
むしろ仲良しではなくとも、スムーズに会話ができるような関係性を作らないと、プロジェクトを進めるのは厳しいでしょう。
また、相手の立場に立てばなるほど、と思うところもあります。
API でこの項目を取得したいとなったとき、DB の作りや連携しているシステムによって取得が難しく、BE は設計からかえることになりうるかもしれません
そこで変に突っつき続けても関係性が悪くなるだけです。そういった場合は BE の都合も話つつ、PM などに共有ができると良いかなと個人的には思っています。
自身の状況を守のも大事ですが、それ以外のメンバーを落して良いわけではないです。しっかりとメンバーを思って会話できるよ良いかなと個人的には思っています。
2. コメントに絵文字などをつける(ほぼおじさん構文レベル)
こちらは超簡単です。絵文字、もしくは感嘆符をつけまくりましょう。それだけで柔らかくになります。
以下の 2 文を見てください。
①ここはこちらの方針で修正してください。
②ここはこちらの方針で修正してください!
どうでしょうか?人によっては 2 つ目はオーバーなような気がしてしまうかもしれませんが、私としては 2 つ目の方が柔らかく感じます。
句読点「。」だけだと、あまり感情が読めないような気がするので、私は最後に何かしらリアクションが見えるよう絵文字や感嘆符をつけるようにしています。
これについては文の最後につけるものを変えるだけなのでちょっと挑戦してみてもらえると良いかもしれません。
終わりに ちくちくしないことはチームでの開発を支えるもの
終わりに、この記事を通して結局何を言いたかったかを書きます。
このちくちく言葉を使わないことは、チーム開発を支えるものだと思っています。
チームメンバーを不要に敵に回してしまったりすると、開発で自分が遅れてしまった、あるいは何か問題が起きたときに味方を減らすことになります。
もし最強な技術力などがあって、そういった状況でもすぐに返してしまう実力があるなら問題ないです。ですが、そんな人間ほぼいないんじゃないかなというのが私の意見です。
技術者として技術は確かに大事ですが、それだけではチーム開発は進みません。
不意な仕様調整などもあるかもしれませんし技術者側の都合で何かを進めることになるかもしれません。
そういったお互い様な状況で、関係性が悪いせいでいがみ合うようになっても、生産性は全く上がりません。むしろ下がるばかりになります。
チームの向く方向が常にプロダクトの開発だけに向けられる。そんな状況であると良いなと思い、今回この記事を書きました。
ぜひ皆さま、ちくちくには気をつけて、良いチームを築いてもらえればと思います。
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