Chapter 05

リテラル

KeitoYuasa
KeitoYuasa
2023.02.06に更新
  • リテラル:ソースファイルに記述するコード。厳密には、その値と表記(表現方法)のこと。
  • javaのリテラルは、全部で6種類ある。
    • 整数リテラル
    • 浮動小数点リテラル
    • 文字リテラル
    • 文字列リテラル
    • 論理値リテラル
    • nullリテラル

6種のリテラル

整数リテラル

整数の事。
10, 2, 8, 16進数で表現することが可能。

進数 ルール
10 129 0~9までの数字を使って数を表現する
2 0b11 先頭にobをつける。0, 1を使って数を表現する
8 077 先頭に0をつける。0~7を使って数を表現する
16 0xff 0~9までの数字とA~F(小文字でも可)を使って数を表現する

浮動小数点リテラル

小数(10進数)、指数(e、またはE)を表現することが可能。

文字リテラル

1文字、Unicode、エスケープシーケンス(特殊文字)を表現することが可能。
文字を表現する際、必ずイングルクォートで囲む。(でなければコンパイルエラー)

文字列リテラル

複数の文字を表現することが可能。
文字列を表現する際、必ずダブルクォートで囲む。(でなければコンパイルエラー)

論理値リテラル

true, falseを表現することが可能。

nullリテラル

「何も参照していない」ということを表現することが可能。(領域がない)
参照型でのみ用いられる。
空文字("")は、メモリ領域が確保されるのでnullではない。

数値リテラルと_(アンダースコア)

_を用いることで、カンマを表現することができる。

No. _を用いる際の文法ルール
1 先頭、末尾には使用できない
2 小数点の前後には使用できない
3 floatのF(f)、およびlongのL(l)の前後には使用できない
4 2進数、16進数で用いる0b、0xの前後で使用できない
5 上記のルールを守っていれば_を何回も使用しても問題ない(例:int num = 2___1。これは21と出力される)