Chapter 03

文字を出力してみよう (Hello World)

KeitoYuasa
KeitoYuasa
2023.02.05に更新

まずは、練習用のディレクトリを作成し、移動します。

javaはクラス単位でプログラムを実装していくものです。そのため、1つのクラスとして、「Hello Worldを出力する機能」を実装します。

javaは必ず1ファイル、1クラスを定義しなければいけません

java練習用ディレクトリの作成・移動

$ mkdir Desktop/testjava
$ cd Desktop/testjava
$ code .

クラスの定義

  • ファイル名とクラス名を同じにするのが一般的(任意)
  • クラス名の最初は、大文字にするのが一般的
  • クラスは、ブロック{}で処理内容を囲む
  • main()メソッドが一番最初に実行される。
  • つまり、main()メソッドを定義しているクラスが、1番の親クラスとなり、他のクラスがその子クラスとして紐付けられる
  • main()メソッドの定義は決まっている
Hello.java
class Hello{
    public static void main(String[] args){
        System.out.println("Hello World");
    }
}

コンパイル・実行

  • 上記のHello.javaファイルを保存する
  • ファイルをコンパイル:javac ファイル名.java
    • これによってバイナリのJVMが解釈できる形式のクラスファイルが作成される。
  • 実行:java クラス名
    • 作成されたクラスファイルをもとに実行する(クラスファイルの拡張子は不要
ターミナル
$ javac Hello.java
$ java Hello

出力結果:Hello World
実行順序 説明
1 javaファイル(ソースコード)を作成.java
2 javaファイルをコンパイルする
3 クラスファイル(ネイティブコード)が生成される.class
4 最終的にjavaは、クラスファイルをもとにJVM上で実行される