Open7
クラスメソッドとLINEヤフーが語る開発ノウハウ
一期一会をDX。繋がり続け応援される世界を実現する為に
スピーカー:LINEヤフー株式会社 比企宏之
LINE Yahoo! さん
テクニカル・エヴァンジェリズムリーダー
2024年に 地方創生PJ をしている
LINE API の未踏領域などの挑戦的なことをしている
LINE の紹介
- 割愛
一期一会を DX
-
なぜ一期一会だと思うのか?
- 顧客の多様化
- 「早い、うまい、安い」に関しては限界がきている
-
企業間の競合は、他業種にも増えている
-
つながり続ける世界が必要になる
- DX は 3 step に分かれる
フリクションレス
-
アナログからデジタルにする
-
LINE mini app でのリモート接客、会員証、電話予約等
- 電話番号を登録しておけば、LINEに通知メッセージが届く
- それだけでなく、リッチメニューから会員証などを表示できる
- 電話の予約からデジタル接点をつなげることができる
-
ホーム画面に LINE ミニアプリの登録ができる
- 簡単にホーム画面に追加できる
- ネイティブアプリと同じような機能を提供できる
LINE ミニアプリ vs ネイティブアプリ
- GPS / Bluetooth だけ問題があるが他はほぼ同様
ボーダレス
- 業界横断で提供する
- 旅行
- 交通事業、観光事業がつなげられれば良い
- 紙のチケットで、連携されるようになっている状態
- 異業種同士のものが繋がる世界。
- オフラインとオフラインの間にオンラインがつなげたい
- かけ算にすることで、どんどん広がっていく
- スポーツ、観光など DX を推進できる事業は様々ある
イマーシブル + リミットレス
- イマーシブル
- AR など世界に没入できる世界
- テーマパークや、推しなど、パーパス(目的)があってつなげられる
- リミットレス
- 場所やデバイスなどに縛られずに実現できる世界
- 推し活などがある
- OMO 型(Online to Offline) でつなげられる
- LINE ミニアプリからメタパースにつなげられる
- メタパース上で、道の駅を体験できる
- オフラインを撮影することで、簡単にメタパースを表現できる
- ライブに落ちてしまった人でも、ライブのメタパースに参加することができる
- ネイティブアプリでするのが難しくても、LINE ミニアプリではできる世界
- LINE の機能を使うと簡単に友達に共有できる
- LINE Use Case でも公開してます。
開発効率化!アセット化でLINEミニアプリの開発スタイルを考える
スピーカー:クラスメソッド株式会社 日吉杏太
Classmethod さん
沖縄在住のエンジニア
マッハチームのマネージャー
- ゴール
- 開発を効率化させ、高速で行うためにクラスメソッドではどのようなことをしているか
開発を高速化すると?
- 開発がスケジュール通りに完了してリリースができる
- 高速になると開発初期からプロダクトを触れる
- 思ってたものと違うを防げる
- 高速にできない原因は?
- 立ち上がりに時間がかかる
- プロジェクト毎にチームを作っている
- チームビルディングで時間がかかる
- 顧客理解のキャッチアップ、プロジェクトのキャッチアップ等
- 進捗が上がらない
- プロジェクトごとに技術スタックが違う
- 顧客の意思決定に時間がかかる
- 立ち上がりに時間がかかる
立ち上げ専門のチームを作った
- どのように課題を解決しているか?
- 立ち上がりに時間がかかる
- 固定チームでプロジェクトを作っているため、チームビルディングが不要
- チームでアセット化しているので、最初から作る必要がない
- プロジェクトの presales の時点から一貫して担当している
- 進捗が上がらない
- 技術スタックだけでなく、インフラもアセット化しているので、最初から作る必要がない
- 多くのプロダクトの開発経験により、顧客の意思決定に注力するポイントを先立ってフォローすることができる
- 立ち上がりに時間がかかる
もっと効率化させたい
-
アセット化のすゝめ
- スクラッチ 開発
- 予算が潤沢にあれば、選択肢になる
- SaaS 開発
- カスタマイズ性が低いので、なかなか合わせるのが難しい
- SaaS を使うために、要件を合わせていくことになる
- アセット 開発
- いいところどりをすることができる
- スクラッチ 開発
-
何をアセットにするのか
- ニーズに合わせていく必要がある
- ニーズがあったとしても、仕様がニーズと合っていないことが多い
-
今までのナレッジからニーズなどが溜まっている
-
LINEミニアプリで問い合わせが多いもの
- 予約系 / 会員証などが多い
- 会員証 = LINE ミニアプリの特徴
- アセットを注力して揃えている
- 会員基盤(CRM)のアセットも用意している
-
会員証を簡単に発行できるのはとても良い
- ユーザー体験としてとても良い
- ホーム画面のどこをアセット化するべきなのか
- 件名、会員ランク、ポイント、バーコード、クーポンも欲しい
- バーコード、クーポンは企業によって変わる
LINEのAPI最新情報
スピーカー:LINEヤフー株式会社 金谷様
LINEヤフー
LINE の API 最新情報
半年の LINE API のアップデートを持ってきている
ローディングアニメーションの表示
- ユーザーとのトーク画面に loading を表示する API が提供されている
- ユーザーID / ロード秒数を指定することができる
- 活用事例
LINE 未使用ユーザー向けWebブラウザ誘導機能
- LINE を利用していないくても、ミニアプリのエンドポイントにリダイレクトすることができる
- 海外の方だと、LINE を利用しているユーザーが少ない
- 今までだと ミニアプリ と Web QRが分かれていた
- ブラウザの言語設定で、指定している
- 言語設定が特定の言語(日本、タイ、台湾)以外の場合は、Webのリンクに送信される
LINE 公式アカウントのメンバーシップ情報を取得
- どのタイプのメンバーシップの状況かわかる
- user_id から簡単に設定をすることができる
- プランの情報、特典の内容、メンバー番号、加入日、次回課金日等
- 公式アカウントで、どのようなメンバーシッププランを提供しているかわかる API
- アプリ内課金か Web 課金か
- 加入しているメンバー数
- 課金の仕組みを LINE に任せて、コアロジックに集中することができる
友達追加とブロック解除を Webhook のフォローイベントで判断できるようになりました
- isUnblocked で、判断できるようになりました
クリップボードアクション
- ユーザーのクリップボードに特定のメッセージをコピーできるようになりました
ホーム画面へのLINEミニアプリの追加ショートかっと
- Chrome/Safariの機能をliffから簡単に呼び出せるようになりました
- liff.createShortcutOnHomeScreen API で設定することができます。
- URL 指定なので、任意のパラメーターを追加できます。
- shortcut からきた場合は、popup を非表示にすることもできる
個人開発でLIFFとMessaging APIを使ってわかった5つのこと
スピーカー:クラスメソッド株式会社 morimorikochan
クラスメソッド
マッハチーム
今までの個人開発の経験
- Python の Lambda を使ったチャットぼっと
- 予約アプリ
- メモアプリ
おすすめの機能
1. 過去送信したメッセージを送信する機能
- FlexMessage を利用するとオシャレになる
2. ショートカット機能
- LINE ミニアプリではあるのですが、LIFF ではないので、iOS で頑張ってゴニョって作りました
- LIFF のアクセストークンは短くて、使えないので使えないので、自前でアクセストークンを作りました
- 自前のアクセストークンを FE で保持しました
※ セキュリティリスクがあるので気をつけてください - アイコンはウェブアプリマニフェストを利用しています
3. シェア機能
- LINE でシェアできるような機能を実装
- line voom や 友達のメッセージに簡単にシェアできる
明日から使えるLINE開発テクニック4選
スピーカー:株式会社ネッコス 湯川 タイガー
neccos
AI を使った自動応答チャットボット
- ハンバーガー屋の店員として注文を受けることもできる
- カスタマーサポートやチューニングができることができる
- RAG も簡単に設定できる
リッチメニューをさらにリッチに
- リッチメニューの切り替えもできる
LIFF から行うメッセージ送信の活用
- 予約の完了、受付の完了などの設定ができる
LIFF の活用
- スマホサイズで動くアプリであれば、簡単に LIFF にすることができる
- 3D CF でも表現することができる
LIFF の流入測定
- LINE の友達追加の画面が出てくる
- リッチメニューの状態で調べることができる
LINE ミニアプリを開発した1年半を振り返る
スピーカー:クラスメソッド株式会社 ジョン ヒョンジェ
韓国出身
クラスメソッド
1年半 LINEミニアプリの開発をしてみて、感じたこと
LINE ミニアプリの長所
運用側
- 安く、早く開発することができる
- LINE API を使うことで、簡単にできる
- 必要なところの開発だけで十分
- OS ごとのアプリの開発が不要
- iOS/Android の対応をする必要がない
- LINE API を使うことで、簡単にできる
- 公式アカウントと連携して効果的なアプリの運用ができる
- LINE でのセグメント配信ができる
- ユーザーのアトリビュートで絞って配信
- Audience 機能を使って配信
- さらに細かい設定をすることができる
- リッチメニュー、サブメニューでの案内
- LINE でのセグメント配信ができる
- 複数のミニアプリ・公式アカウントを連携するのが簡単
ユーザー側
- アプリのダウンロード、ログインなしで使える
- 慣れているUI上でアプリが利用できる
- 自分に有益な情報がもらえる
LINEミニアプリのキャッチアップ方法
-
LINE Developers の公式ドキュメントを見る
-
curl のコマンドで実行できるレベルで詳細に書かれている
-
LINE 公式アカウントのドキュメントで書かれている
-
LINE Green Badge を取得する
- 知識のレベルを測ることができる
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実際に手を動かして、インプットする!!