knowledge : 複数のアプリを起動していても、作業効率を落とさずに、複数のアプリを同時に切り替えられる「仮想デスクトップ」

2023/04/11に公開

まえがき

皆さん、こんにちは。「よっしーラボ」です。

今日から、皆さんにお役に立てそうな、PCや、スマホの便利な使い方や、情報を、アップしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

PCには、様々な機能があり、その機能を使うことで、使い勝手や、便利さ、また、生産性が一気に向上する場合がありますが、出来ることが多すぎて、何を選択すればいいのか、また、自分にとって、使いづらいと感じることも多々あると思います。

そういう問題や、悩みを解決できるような、PCの機能や、利用方法に関して、少しでも、皆さんの使い勝手が向上するような、情報提供をしていきたいと思っていますので、応援の程よろしくお願いします。

今回は、「仮想デスクトップ」の機能について、説明をしていきたいと思います。

仮想デスクトップとは?

仮想デスクトップ[1]とは、OSで表示されるデスクトップ画面を、仮想的に複数持てる仕組みです。複数の仮想デスクトップの画面に、アプリケーションを表示させることが可能なので、1台のPCで見かけ上複数のPCを使ってるような状態になります。

一つのデスクトップでおこなっていた作業を・・・

このように二つ(複数)に分割することが可能です。(アプリケーションの種類によっては、複数の起動を許してないのもあるので、そのようなアプリは複数起動ができません。)

メリット

メリットは、PCを購入したり、モニターを買い替えるやなど、金銭的なコストをかけずに、複数のアプリケーションを表示して作業する環境を効率化させることができる。つまり、複数のアプリを同時に切り替えが出来るので非常に楽になる。ということです。

例えば、元となる原稿を見ながら、辞書アプリを開いて文章を書いている時に、先日の売り上げ伝票の修正の必要が生じ帳簿と照らし合わせ、急ぎで確認、修正してほしい。と言った依頼も、新しく仮想デスクトップを作成し、そこに表計算アプリや必要なアプリを開いで入力を行えば、今の画面レイアウトを崩すことなく、優先順位の高い業務を行うことが可能になります。

また、プログラムを作成しながら、ブラウザーでインターネットの検索を行い、コンパイルが終わるとテストすると言った複数の作業を同時に行う場面においても、複数のプロジェクトや、異なる作業も仮想デスクトップを切り替えることで、楽に継続作業が楽に行えるメリットがあります。

デメリット

仮想的なデスクトップは、一つのPCで動作するので、あまりに多くのアプリを開いてしまうと、メモリの消費が多くなってしまったり、また、CPUに負荷のかかる処理を複数実行してしまうと、動作がかなり重くなったりもします。そのため、その辺りのバランスを考慮しながら、作業をする必要があります。

使ってみよう

実際の操作方法に関しては、それぞれ公式サイトをご覧ください

Windowsでの操作方法(Microsoftサイト)

https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-の複数のデスクトップ-36f52e38-5b4a-557b-2ff9-e1a60c976434

macOS[2]での操作方法(Apple サイト)

https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh14112/mac

Ubuntu[3]での操作方法(ubuntuサイト)

https://help.ubuntu.com/stable/ubuntu-help/shell-windows.html.ja#working-with-workspaces

今までの操作方法とは大きく異なるため、最初は違和感を感じると思います。ただ、これに慣れてくると、複数のタスクや、プロジェクト、また、これまでとは違った新しい発見があると思います。ぜひ、慣れるまで使ってみて、自分の使いやすい方法を、見つけてください。

最後に

今回は、簡単に仮想デスクトップの概略と、メリット、デメリットを説明させていただきました。自分自身では、マルチモニターと仮想デスクトップを取り入れて使用しています。
仮想デスクトップの他にも、マルチモニター環境や、ウルトラワイドディスプレイなどもありますが、追々説明していければと思っています。

ではこの辺りで。

脚注
  1. Windowsでは「仮想デスクトップ」、macOSでは、「操作スペース」、Ubuntuでは、「ワークスペース」と呼ばれてます。 ↩︎

  2. macOSは、Apple Inc.の商標です。 ↩︎

  3. Ubuntuは、Canonical Ltd の登録商標です。 ↩︎

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