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nvmを使ってNode.jsのバージョンをグローバルに設定する方法

2024/05/06に公開

はじめに

Next.jsなどの最新のJavaScriptフレームワークを使用する際、適切なバージョンのNode.jsが必要になることがあります。プロジェクトごとに異なるバージョンを使い分けるには、Node.jsのバージョン管理ツールであるnvmが便利です。この記事では、nvmを使ってNode.jsの特定のバージョンをグローバルに設定する方法を解説します。

手順

1. インストール済みのNode.jsバージョンを確認

まず、インストールされているNode.jsのバージョンを確認しましょう。ターミナルで以下のコマンドを実行します。

nvm list

2. 目的のバージョンをインストール

一覧から、グローバルに設定したいバージョンを選択します。もし希望のバージョンがインストールされていない場合は、次のコマンドでインストールできます。

nvm install <version>

例えば、Node.jsのバージョン18.17.0をインストールする場合は以下のようにします。

nvm install 18.17.0

3. デフォルトのバージョンを設定

選択したバージョンをデフォルト(グローバル)として設定します。これにより、新しいターミナルセッションを開始するたびに、このバージョンが自動的に使用されるようになります。

nvm alias default <version>

例えば、バージョン18.17.0をデフォルトとして設定する場合は以下のようにします。

nvm alias default 18.17.0

4. 設定の確認

設定後、ターミナルを再起動するか、新しいターミナルウィンドウを開いて、以下のコマンドで現在アクティブなNode.jsのバージョンが望んだものであるかを確認します。

node -v

まとめ

以上の手順で、指定したNode.jsのバージョンがグローバルに設定され、システム全体で使用されるようになります。nvmを使えば、プロジェクトごとに異なるNode.jsのバージョンを簡単に切り替えられるので、開発環境の管理がとても便利になります。

今回の記事が、Node.jsのバージョン管理でお悩みの方の助けになれば幸いです。ハッピーコーディング!

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