久しぶりに情熱プログラマーを読んだ
これはGMOペパボ minne Advent Calendar 2024の23日目の記事です。
前回はyana-giさんでした!(URLが分かり次第更新しますー)
はじめに
こんにちは。
GMOペパボのminne事業部でiOSエンジニアをやっているsatton(ニックネーム)です。
情熱プログラマーという本がありまして、今日はそれに関わる話をします。
本の冒頭にこんなことが書いてあります。
情熱とは君のクリエイティブなエネルギーの一番の源だ。君が君の仕事をする上で獲得し、消費するエネルギーの基本単位が情熱だ。そして、情熱というのは再生可能なエネルギーだけれども、再生するまでに時間がかかるから、賢く使わなきゃならないと僕は思っている。
この本では、プログラマーとして具体的にどう行動すればよいのか、情熱を燃やし続けるための術が書かれていると思っています。
例えば、エンジニアになりたての頃は、「師匠を探す」や「魚の釣り方を学ぶ」、「デイリーヒット」の章の内容について意識していたと思います。まあこれは、今でも何か新しいことをやり始めた時や、新しい環境に身を置いた時には強く意識しているものでもありますね。
久しぶりにパラパラと見返していて、あぁ、これ今の俺に足りねえやと感じた箇所があったので、それを紹介していきます。
できないことは「できない」とはっきり言う
相手を失望させないための「できます」は、単なる嘘
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「確信がないまま『できます』と言うのは嘘と同じ」
自信や根拠がないのに安易に「できます」と答えることは、自分を偽る行為だと指摘 -
「できます」が指し示す意味の区別
- 成せばなるのような意欲的な態度
- 自分の能力の偽り
- この2つを区別しなければならない
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「できません」と言えるメンバーの存在
チーム内に、本当にできないときに正直に「できません」と言えるメンバーがいると、逆に「できます」の信頼度が高まる -
上司や周囲からの信頼獲得
誠実に「わかりません」「できません」と言える態度が、結果的に上司や周囲からの信頼を築く -
「わかりません」は臆病な人にこそ言いにくい
自信のない人ほど「わかりません」とは言えないが、逆に勇気を出して言うことで、本当の意味での成長や信頼に繋がる -
勇気を持って誠実に答える
自分を偽らず、根拠のない「できます」ではなく、必要なときには「わかりません」「できません」と正直に言おう!
鏡の中の太った男
開発者よ、汝をレビューせよ
はい、痩せます...
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自分では評価できない理由
- 体型の変化に自分では気づきにくいのと同様、ソフトウェア開発者としての市場価値やスキルも客観的な“秤”がない
- 結果として、自分自身では正確に評価できない
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評価する仕組みを自分で作る
- 第三者の客観的視点を取り入れるための「仕組み」を自分で構築する
- 師匠や同僚など、信頼できる第三者からの意見を活用する
- 自分自身を省みる時間を意識して作る
- フィードバックは必ず文書に残す
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数ヶ月後に振り返ろう
- 今はどう考えているか、変化があったかを確認しよう!
楽しもう
ソフトウェア開発は、やりがいがあって、しかも報われる仕事だ。芸術活動のようにクリエイティブでありながら、(芸術とは違って)具体的で数量化できる価値を生み出せる。
楽しむって大事っすよね〜
とまあ、たまにこういうのを読んでみて、今の俺に足りないのはコレだ!と思う瞬間があるので、そんなことを紹介したのでした。
会社の制度や仕組みを活用して、改善できそうだなあと感じています💪
先人たちには感謝です。
次回は、矢野健人さんです!
それでは良いお年を〜🐍
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