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【超初心者向け】VS Code×Git「ステージされている変更がなく、コミットできません。」について

2025/01/22に公開

VS Codeで
「①ソース管理」→「②コミット」を実行すると、

ステージされている変更がなく、コミットできません。
すべての変更をステージして、直接コミットしますか?

と表示されることがあると思います。

VS Codeのソース管理「超初心者」の私にとっては
怪文書にしか見えなかったので学習したことをまとめました。

この記事は、

  • VS Codeのソース管理
  • Gitのソース管理
  • Githubのソース管理


超初心者向けの記事となっていますのでご注意ください。

「ステージされている変更がなく、コミットできません。」とは?

これは、
変更したファイルがステージングエリアに追加されていない状態
を示しています。

ということなのですが、
なんのこっちゃサッパリですよね。
そこで、まずは図で理解を深めたいと思います。

  • Windows
  • VS Code
  • Git
  • GitHub

の大まかな概念図は下記のような形になります。

で、前半部分の
「ステージされている変更がなく」

  1. VS Codeで「変更したファイル」が「作業ディレクトリ」にあるけど
  2. それが「ステージングエリア」にないよ

ということになります。
図にすると、こんなイメージです。

そして、後半部分の
「コミットできません。」
ですが、これを理解するためには
「コミット」について理解する必要がありますが、

コミットとは、ファイルやコードの変更内容を「保存」するための単位です。
ただし、通常のファイル保存とは少し異なるため、
具体例などを見ながら理解していきましょう。

コミットとは?

~具体例~

  • 通常のファイル保存の場合
例:レポート.docx
月曜日:第1章を書いて保存
火曜日:第2章を書いて保存
→ 火曜日の保存で月曜日の状態は上書きされる
  • Gitのコミットの場合
例:レポート.docx
月曜日:第1章を書いてコミット「第1章完了」
火曜日:第2章を書いてコミット「第2章完了」
→ 両方の状態が履歴として残る

コミットの特徴

  • 変更内容のスナップショット(その時点での写真のようなもの)を保存
  • いつ・誰が・何の変更をしたのかが記録される
  • コミットメッセージで変更の理由や内容を説明できる
  • 過去のコミットに戻ることができる
  • 複数のファイルの変更をまとめて1つのコミットにできる

実際の開発でのコミット例

コミット1:「ログイン機能の追加」
- login.htmlの新規作成
- main.jsにログイン処理追加
- style.cssにログインフォームのスタイル追加

コミット2:「バグ修正:ログインエラーメッセージの表示位置修正」
- style.cssの一部修正

このように、コミットは「プロジェクトの変更履歴」を
管理する仕組みだと考えることができます。

まるでセーブポイントのような働きをして、
必要な時に過去の状態に戻ることができるのです。

ここまで、
「ステージングエリア」や
「コミット」の意味について
大まかに理解できたかと思うのですが、
次のルールを理解することで、
「ステージされている変更がなく、コミットできません。」
を理解することができると思います。

Gitの基本的なルール

Gitの基本的なルールとして、
コミットできるのは「ステージングエリア」にあるファイルだけ
というのがあります。

そのため、先ほどの概念図でも示したように

  1. VS Codeで「変更したファイル」が「作業ディレクトリ」にあるけど
  2. それが「ステージングエリア」にないよ

という状態のため、
「ステージされている変更がなく、コミットできません。」

というメッセージが表示されている、
という風に理解することができます。

「すべての変更をステージして、直接コミットしますか?」とは?

これまでの説明を踏まえますと、
「すべての変更をステージして、直接コミットしますか?」の意味は

  1. 「変更したファイル」が「作業ディレクトリ」にあるけど「ステージングエリア」にないよ
  2. なので、「変更したファイル」を「全て」「ステージングエリア」に入れて
  3. 入れると同時に「コミット(バージョン管理)」するけどいい?

ということになります。
1~3が完了した図は以下のような形になります。

「はい」「常時」「行わない」「キャンセル」選ぶとどうなる?

ようやく最初のダイアログに戻ることができるまで
一通り説明をしてきました。

以下のダイアログの選択肢のそれぞれの意味は

「はい」:すべての変更をステージングしてコミットを行います
「常時」:今後も同様の操作を自動的に行います
「行わない」:コミットをキャンセルします
「キャンセル」:操作を中止します

ということになります。

まとめ

今回はVS Codeで表示される、
ステージされている変更がなく、コミットできません。
すべての変更をステージして、直接コミットしますか?

についてまとめました。

私自身、バージョン管理をするほど
個人開発のソースができているわけではないのですが、
いざGitを使ってみようと思ったら
しょっぱなから意味が分からなかったのでまとめてみました。

この記事が誰かの参考になれば幸いです、それでは!

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