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Fooocus mash1blt版環境を構築する
FooocusのメインがLTSを宣言して、今後、大きなアップデートはなされない雲行きなので、up streamにあたるmash1blt版から環境を構築しようと思った。ついでに、uvで環境をメンテナンスしようと考えた。基本的には作業メモです。なお、本稿はPython 3.10を前提とします。
- まず、本体をcloneしてくる。本体がないと始まらないので。
git clone https://github.com/mashb1t/Fooocus
- tritonのバイナリビルドを取ってくる。tritonのビルドは一筋縄ではいかないようなので、今回は https://memo.eightban.com/python/windows-triton-whl で紹介されている、triton-2.1.0-cp310-cp310-win_amd64.whlを使用した。
- uvでFooocus内に空環境を作る。
uv init
- uvでtritonをaddする。
uv add triton-2.1.0-cp310-cp310-win_amd64.whl
- 既存のFooocus内の仮想環境でpip freezeして環境を把握する。
pip freeze > requirements.txt
このrequirements.txtで特にCUDAのどのバージョン用になっているのかが重要です。
torch==2.1.0+cu121のようになっていれば、CUDA 12.1用と推定できます。
- requirementsをuvに取り込む。
uv add --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121 --requirements requirements.txt --index-strategy unsafe-best-match
CUDAのバージョンによって、--extra-index-urlで指定すべきURLは異なります。
- 6.までエラーなく通っているならば、uv run python launch.pyでfooocusが稼働するはずです。
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