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WSL2でGUIアプリを使う

2020/12/18に公開

はじめに

2020/11 から始まった、ものづくりをする高校生のための新しいグループ、「Palettte」が主催する Palettte Advent Calendar 2020 の18日目の記事となります。

WSL2を使ってWindowsでUbuntuのアプリを起動する方法の備忘録です。
今回はCLionをダウンロードしています。

MobaXtermのインストール

https://mobaxterm.mobatek.net/download-home-edition.html からMobaXtermをダウンロードし、インストールします。

MobaXtermの設定

Session -> Basic WSL setting -> Run methodをLocalhost connectionに変更します。

その後、Settings -> X11からX11 remote accessの項目をfullに変更します。

以降の操作はMobaXtermを使用してください。

CLionのインストール

https://www.jetbrains.com/ja-jp/clion/download/ からLinuxのCLionをインストールし、

sudo tar xvzf CLion-*.tar.gz -C /opt/

opt/に展開します。
これでClionのインストールは終了です。
以下のコマンドでCLionを起動することができます。

sh /opt/clion-*/bin/clion.sh

日本語表示の対応

以下のコマンドを実行後、Ubuntuを再起動します。

sudo apt install -y $(check-language-support -l ja)
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8

おわりに

このように非常に簡単にUbuntuでGUIアプリを動かすことができます。
Ubuntuを使いたいけどデュアルブートはちょっと...みたいに考えている方は是非に。

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