📖

わかりやすいコミットメッセージ

2024/11/21に公開

コミットメッセージの役割

何をなぜ変更したのかを記述する

コミットメッセージの目的

  • 過去の状態に戻したい時にいつのデータに戻ればよいかわかりやすくすることで、作業の効率化を図る
  • 自分以外の人が履歴を確認した時にわかりやすくすることで、作業の効率化を図る

書くべきこと

コミットメッセージには「何を」と「なぜ」を書くのが望ましいです。
その理由はコミットを5W1Hに当てはめてみると明らかになります。

  • When(いつ)  :いつ変更を加えたのかはタイムスタンプを見れば分かる
  • Where(どこで) :どこを変更したかはファイル名とディレクトリで分かる
  • Who(誰が)   :誰が変更を加えたのかは 作者(author)を見れば分かる
  • What(何を)   :何を変更したかはファイル名だけでは瞬時に判断しずらい
  • Why(なぜ)   :コミットメッセージに書かないとわからない
  • How(どのように):どうやって変更を加えたのかは実装を読めば分かる

つまり、コミットメッセージには「What」と「Why」を書くべきで、変更の意図を伝えることが大事だということです。
加えて、プレフィックスをつけると、どのような変更があったのかも分かりやすくなります。

プレフィックス例

プレフィックス 説明
Add 機能の追加やファイル追加
Fix バグ修正
Update バグではない機能修正
Change 仕様変更による機能修正
Disable 無効化 (コメントアウト等)
Delete 機能削除やファイルの削除
Revert コミットの巻き戻し
Marge 統合
Move リソースの移動
Rename ファイル名の変更

ちなみに絵文字を記述することもできるようです。。
絵文字への意味を持たせておけば、パッと見で判断することも可能となります。

最後に

現場によってルールが決まっている場合もあるため、最初に確認するとよいと思います。

Discussion