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わかりやすいコミットメッセージ
コミットメッセージの役割
何をなぜ変更したのかを記述する
コミットメッセージの目的
- 過去の状態に戻したい時にいつのデータに戻ればよいかわかりやすくすることで、作業の効率化を図る
- 自分以外の人が履歴を確認した時にわかりやすくすることで、作業の効率化を図る
書くべきこと
コミットメッセージには「何を」と「なぜ」を書くのが望ましいです。
その理由はコミットを5W1Hに当てはめてみると明らかになります。
- When(いつ) :いつ変更を加えたのかはタイムスタンプを見れば分かる
- Where(どこで) :どこを変更したかはファイル名とディレクトリで分かる
- Who(誰が) :誰が変更を加えたのかは 作者(author)を見れば分かる
- What(何を) :何を変更したかはファイル名だけでは瞬時に判断しずらい
- Why(なぜ) :コミットメッセージに書かないとわからない
- How(どのように):どうやって変更を加えたのかは実装を読めば分かる
つまり、コミットメッセージには「What」と「Why」を書くべきで、変更の意図を伝えることが大事だということです。
加えて、プレフィックスをつけると、どのような変更があったのかも分かりやすくなります。
プレフィックス例
プレフィックス | 説明 |
---|---|
Add | 機能の追加やファイル追加 |
Fix | バグ修正 |
Update | バグではない機能修正 |
Change | 仕様変更による機能修正 |
Disable | 無効化 (コメントアウト等) |
Delete | 機能削除やファイルの削除 |
Revert | コミットの巻き戻し |
Marge | 統合 |
Move | リソースの移動 |
Rename | ファイル名の変更 |
ちなみに絵文字を記述することもできるようです。。
絵文字への意味を持たせておけば、パッと見で判断することも可能となります。
最後に
現場によってルールが決まっている場合もあるため、最初に確認するとよいと思います。
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