Composerインストール方法
Composerとは
PHPのパッケージ管理ツール。
簡単に言うと、「PHP のライブラリをインストール・管理・更新するツール」のことで、以下のようなことができる。
✅ 必要なライブラリを簡単にインストール
✅ 依存関係を自動で解決(関連するパッケージもまとめてインストール)
✅ composer update でライブラリを最新のバージョンに更新
✅ プロジェクトごとに異なるバージョンのパッケージを管理
Composerのインストール方法
https://getcomposer.org)を起動する
1.公式サイト(2.ダウンロードページに移動する
(1)downloadボタン(以下の赤枠)を押下すると..
→ダウンロードページに移動する
3.ターミナルにて指定のコマンドを入力し、Composerをインストールする
(1)以下のオレンジ枠(<日本語訳>参照)に記載の通り、赤枠のコマンドをコピー
(2)ターミナルを起動し、Composerをインストールしたいディレクトリへ移動 ※今回はルートディレクトリで実施
インストールするディレクトリはどこにすべき?
✅ 普段からいろんなプロジェクトで Composer を使うなら、グローバルインストール(推奨)
→ルートディレクトリ(一番上の階層)でインストールを実施する
✅ 特定のプロジェクトでしか使わないなら、ローカルインストール
→対象のディレクトリでインストールを実施する
もし迷ったら グローバルインストールが便利 なので、まずは composer コマンドがどこでも使える状態にするのがおすすめ!
(3)コマンドを貼り付けてEnter押下
→数秒待ち、赤枠の表示が出ればインストール完了!
→インストールを実行したフォルダにcomposer.pharというファイルが保存されていればOK!
Composerをどこからでも使えるようにする ※推奨
(1)composer.pharがあるフォルダ(ルートディレクトリ)で以下のコマンドを実行
sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer
このコマンドの意味は?
コマンド | 説明 |
---|---|
sudo | 管理者権限(スーパーユーザー)で実行 |
mv | ファイルを移動または名前を変更 |
composer.phar | 現在のディレクトリにある composer.phar ファイル |
/usr/local/bin/composer | composer.phar を /usr/local/bin/composer に移動&名前変更 |
💡 このコマンドの目的
✅ composer.phar をシステムの実行パス(/usr/local/bin/)に移動
✅ composer というコマンドとして実行できるようにする
(2)続けて以下のコマンドを実行
chmod a+x /usr/local/bin/composer
このコマンドの意味は?
コマンド | 説明 |
---|---|
chmod | ファイルやフォルダのアクセス権(パーミッション)を変更するコマンド |
a+x | すべてのユーザー(a)に実行権限(x)を付与 |
/usr/local/bin/composer | 対象のファイル(Composer の実行ファイル) |
💡 このコマンドの目的
✅ composer を実行可能(コマンドとして動作する)にする
✅ /usr/local/bin/composer に「実行権限」を付与することで、ターミナルから composer を直接実行できるようにする
Composerがインストールされていることを確認
(1)以下のコマンドを入力すると..
(2)composerのバージョンが表示されたら、インストール完了!
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