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CircleCI のリソースクラスを上げる
注意点
この記事で紹介する resource_class が指定できるのは年間契約プランの場合のみなので注意。
はじめに
CircleCI ではジョブ単位で CPU 使用率を確認できる。最大値が 100% に張り付くなど、過剰に高い場合は通常のマシンと同様、処理速度の遅延が見込まれるため、使用率は適切な値を維持したい。
そこで今回はジョブのリソースクラスを指定する方法を紹介する。ただし後述の通り、リソースクラスを上げると消費クレジットも増加するため、その点は注意されたい。
現在のリソースクラスを確認する
CircleCI の Web アプリのジョブの詳細を見ればよい。
Insights > Project 名 > Job 名
とたどり、 JOBS のタブを開くと Resource usage
が見られる。
リソースクラスの一覧はこちら。
当然だがサイズを上げると一分あたりのクレジットが上がるため、事前にコストを見積もるのがベターだろう。
Docker の場合、 Small
から Medium
で 5credits/min
から 10credits/min
と倍増する。
実際にリソースクラスを指定する
ワークフロー定義の中でジョブの resource_class
キーを指定する。
なお、以下のように path-filtering を使った書き方でも指定できるようだ。
orbs:
path-filtering: circleci/path-filtering@0.1.3
workflows:
version: 2
check-path-filtering:
jobs:
- path-filtering/filter:
config-path: .circleci/workflow.yml
resource_class: medium
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