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LTspiceの使い方(AC解析)

に公開

このwebサイトはLTspiceでAC解析をする方法を載せています。
内容に不備または誤りがありましたら、ご連絡をお願いいたします。

インストール

https://www.analog.com/jp/resources/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html

上のURLを開き、お使いのデバイスにあったものをダウンロードしてください。

ツールバー

(https://youtu.be/BoQIdR1f4Uo?si=NVJzQf3ApQCNOl96)より引用

AC解析(AC Analysis)

Type of sweep

  • Octave…2倍間隔でスイープ
  • Decade…10倍間隔でスイープ
  • Linear…等間隔(ほぼ使用しない)
  • Number of points…シミュレーション点
    推奨:
    Octave: 20~40
    Decade: 30~100
    Start frequency…開始周波数
    Stop frequency…終了周波数
  • List…リストで指定した周波数のみ解析
    1st frequency…1回目周波数
    2st frequency…2回目周波数
    3st frequency…3回目周波数


📏メジャー機能の使い方

手順

  1. グラフの中を右クリック
  2. place cusor on active traceをクリック
  3. 周波数や位相などを観測する


⚡電圧、電流の見方、操作方法

GNDからの電位を表示

クリックした場所の電位を測定

選択した部分の電位の表示

赤色から黒色の電位差を測定

素子に流れる電流の表示

素子に流れる電流を観測


AC解析の注意点

LTspiceのAC解析で表示されるグラフは

G[dB]=20log\frac{v}{1}

👆️で計算される。(vは回路図をクリックした場所)

G[dB]=20log\frac{v_o}{v_i}

👆️電圧利得を計算する式(理想の式)

フィルタの入力電圧に対する出力電圧の電圧利得を表示したい場合は、以下の手順で操作する

手順

  1. 回路図の中で右クリック

  2. Label Netをクリック

  3. 適当な名前をつける(例の回路であればIN、OUT

  4. 電圧を測定したい場所に接続する

  5. 同様に出力電圧を用意する

  6. グラフ上で右クリック

  7. Add Tracesをクリック

  8. 下のように入力(例と同じように名前をつけた場合のみ)

    V(out)/V(in)
    
  9. viewを選択→Visible Tracesをクリック

  10. **V(out)/V(in)**を選択


📄シミュレーション結果の出力方法

.txt形式でファイルを出力可能

手順

  1. グラフ上で右クリック
  2. File→Export data as textを選択
  3. 出力したい場所とデータを選択
  4. OKをクリック


エクスポートされたデータをcsvに変換する方法

ツールを作成いたしましたので、ぜひご活用ください

URLを開く

https://2k2e2n.github.io/LTspice_tool/

ページに記述されている手順に沿って変換

もしくは、手作業でExcelなどのグラフ作成ツールに張り付ける方法もあります。

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