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Zenn を使ってみた感想
2021年2月3日、春になったので Zenn を使ってみた。
Zenn には GitHub リポジトリを投稿できるという機能がある。これならサービスが終了しても記事が手元に残る、それを手間なくできるところが魅力で使ってみる気になった。
セットアップ
2021年2月3日現在、次の方法で記事のディレクトリの初期化ができる。かんたんかんたん。
mkdir zenn && cd zenn
npm init --yes
npm install zenn-cli
npx zenn init
git init
git commit -m "🐤"
git branch -M main
git remote add origin git@github.com:sharapeco/zenn.git
git push -u origin main
余談:GitHub のブランチ名について
久しぶりに GitHub のリポジトリを作ったら git branch -M main
という見慣れない表示があった。気になって調べてみると今後はデフォルトのブランチ名が main
になるらしい。
- GitHub、これから作成するリポジトリのデフォルトブランチ名が「main」に。「master」から「main」へ変更 - Publickey
- The default branch for newly-created repositories is now main - GitHub Changelog
Zenn CLI の使い方
記事を作ったりブラウザでプレビューしたり。プレビューはファイルを更新すると即座に反応されるので非常に具合がよい。
npx zenn new:article
npx zenn new:article --slug 記事のスラッグ
npx zenn preview
オプション --slug
を指定することでファイル名 (URL) を任意に指定できる。Slug に指定できるのは /^[0-9a-z-]{12,50}$/
で結構難しい。
感想
- もとのデータがテキストデータでしかも手元に何もしなくても残るので、サービスがなくなっても心配いらない。好きなエディタが使えるのがいいし、VSCode なら貼り付けたときにインデントをほどよくしてくれるのでは?
- ただしファイル名が何らかのハッシュ値なのはもう少し人にやさしくならなかったかなと思う。ファイル名に ASCII 以外を使うのは可搬性の問題が絡んでくるだろうし(特に濁点)、記事を書き始めてみたらあとでファイル名を変えたくなることもあるかも。URL にはファイル名がそのまま使われるようだ。
- ファイル名を日本語にすると?
- おこられる
slugの値(すずめ)が不正です。半角英数字(a-z0-9)とハイフン(-)の12〜50字の組み合わせにしてください
- おこられる
- ファイル名を変更すると?
- Slug として正しい名前なら大丈夫
- 安全のため Zenn 上の記事は削除されない。必要なら手動で削除する
- このあたりの設計もいいね
Discussion