Open7
CDKに入門する

CDK を利用したことがない場合、初回のみ Bootstrap 作業が必要です。すでに Bootstrap された環境では以下のコマンドは不要です。
npx -w packages/cdk cdk bootstrap
引用元:aws-samples/generative-ai-use-cases-jp: Generative AI を活用したビジネスユースケースのデモンストレーション

このコマンド npx -w packages/cdk cdk bootstrap
は、主にAWS Cloud Development Kit (CDK) を使用しているプロジェクトに関連するものです。それぞれの部分の意味と、実行前に行うべき準備を説明します。
コマンドの構成
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npx
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npx
は、Node.jsパッケージを実行するためのツールです。これを使用すると、パッケージをグローバルにインストールせずに、コマンドを実行することができます。
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-w packages/cdk
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-w
オプションは、特定のワークスペース(またはパッケージ)内でコマンドを実行するために使用されます。この場合、packages/cdk
ディレクトリ内でcdk bootstrap
コマンドを実行します。
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cdk bootstrap
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cdk bootstrap
は、AWS CDKアプリケーションのために必要な初期設定やリソースをAWS環境にデプロイするコマンドです。これにより、CDKアプリケーションがAWSリソースを管理するための基盤が整います。
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実行前の準備
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Node.jsの確認:
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npx
を使用するには、Node.jsがインストールされている必要があります。Node.jsがインストールされているかどうかを確認し、インストールされていない場合はインストールしてください。
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プロジェクトのセットアップ:
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packages/cdk
ディレクトリにCDKに関連するコードや設定が含まれていることを確認してください。
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AWS認証情報の設定:
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cdk bootstrap
を実行するためには、AWSアカウントの認証情報が設定されている必要があります。AWS CLIを使用してaws configure
コマンドを実行し、認証情報(アクセスキーID、シークレットアクセスキー)を設定してください。
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AWS CDKのインストール(オプション):
- プロジェクトがローカルにAWS CDKを必要とする場合は、プロジェクトの依存関係としてCDKをインストールしておく必要があります。
これらの準備を行った後に、上記のコマンドを実行することで、CDKアプリケーションのブートストラッププロセスを進めることができます。