「初めてLTで発表しようと思っているあなたへ」〜幸あれ〜
想定読者
- LTに出たことがないけどいつか出てみたい人
- LTで発表することに興味があるけど勇気が出ない人
あんた誰
- 仕事と趣味でセキュリティをやっている者
- レッドチームもSOCもやっている者
背景
約4年前にセキュリティ業界に入ったセキュリティエンジニアなのですが、これまで外部のLTで発表したことがありませんでした。
社内LTは1年前に発表したことがあるのですが、外部のLTとなると社外に知り合いもいない身からするとハードルが高いなあと思ってこれまで躊躇していました。
ただ、何度かセキュリティエンジニア向けのイベントなども参加して聞くことはしていたので、自分も何かしら共有してみたいなと思い今回LTに申し込んでみることにしました。
ちなみに、今回のLTで使用した資料はこちらです。
この記事でわかること・得られるもの
- 登壇するLTの選び方、探し方、準備方法、当日の振る舞い etc...
- 初めての外部LTで発表する勇気
事前知識
特になし
LTを探す
まずは参加するLTを探しましょう。
connpassで探す、普段から入っているDiscordで見つける、Twitterから見つける等きっかけは色々です。
自分の場合はOffensive Security Lab JapanというDiscordチャネルに参加していたので、そこからLTがあることを知りました。
情報共有されるのが一番早いのは恐らくDiscordであることが多いのかな?と思います。
人気のLTは先着の場合すぐに枠が埋まってしまうので、「人気のLTでかましたいんじゃ!」という人は日頃からDiscordコミュニティを追っておくと良いかも知れません。
LTの募集はあちこちで日夜かかっているので、探すことにそこまで苦労はしないはず。
LTを選ぶ
興味のあるLTを見つけたら、どういった観点で登壇するLTを選ぶかも重要です。
選ぶ観点は色々だと思いますが、初心者は以下の観点が大事かと思います。
- 登壇のハードルは高くないか
- 外部からの一見さんも歓迎してくれるか => connpass等に、「初心者歓迎!」等の文言があると尚良しです。
- 自分の発表したいテーマと募集テーマが一致しているか => ここが一致していないと準備が苦痛になるうえに、採択される可能性も下がります。
- 参加者が集まりそうか => 少なすぎるよりは、20人以上くらいはいたほうが楽しく話せるかと思います。
自分初めの登壇だったので、なるべくハードルが高くないものがあれば良いなと思っていました。
また、セキュリティ、特にOffensive Security分野で仕事もしているので、そのテーマにあうものがあればという観点で探していました。
そんな中で、Offensive Security Beginners LTというものをDiscord経由で見つけました。
Beginners向けとあり、初めてのLTにチャレンジしたい人にも間口が広いようだったので、こちらに申し込むことにしました。
歴史があったり大人気LTだと抽選になったりレビューが入ったりしますが、今回は先着順で枠も空いていたのでそのまま登壇者枠をGETできました。
LT発表までの流れ
多くの場合、以下のように進むようです。
- LTに登壇者枠で申し込む
- 抽選や先行がある場合、その結果が通知される
- 登壇内容を本格的に準備する
- 運営者と時間枠やテーマについてをチャットなどでやり取りして調整
- 登壇本番
LT準備
登壇が決まったら本格的に準備しましょう。
基本的には資料を作るのが準備です。自分の場合はSuper Productivityという素晴らしいタスク管理ツールを使って、資料作成準備に紐づくサブタスクを管理しています。
結果、以下のような準備をしていました。(それぞれの作業にかかった時間も記録できるので便利です)
見ると分かるように、内容作りに一番時間がかかりました。Canvaの有料版を使うとデザインセンスが皆無な自分でも多少はマシなものを作れるので良かったです。
他の人の資料はクオリティが高かったので、今後も要改善です。
あとは時間配分は必ず確認しておきましょう。最低でも一回はその資料で話す練習をするべきです。
LT本番!
資料を作成してリハーサルが出来たら本番です。
思いの丈をここでぶつけましょう。
心がけることは色々あると思いますが、「早口にならないこと」は意識しやすく重要なことだと思います。
自分は早口になりがちで、今回もそこが反省です。
あとは質問が飛んでくることもあるので、そこに回答して参加者との交流を楽しみましょう。
LTを終えて
初めての発表でしたが、運営の方々のおかげで楽しく発表できました。
早口になってしまう、時間配分が甘かった等の反省点はありますが、今回はセキュリティ資格であるOSCPについて話したので、次は技術系の内容で話すことにもチャレンジしてみたいです。
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