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AI画像生成サービスに課金してみた ~ギャルゲー風テックブログ開発日記 その2~

に公開

(Leonardo AIで出力された作成中のヒロインv0.1.1(仮))

背景

ギャルゲー風テックブログをちびちび作っています。
前回はFigmaが提供するMCPの機能をつかって、ブログのデザインをAIにお願いしていました。

そんな折、キャラクターの画風や雰囲気、色味が決まらないと、なかなかWebサイト全体のデザインも決めづらいかもと思っていました。
また、ギャルゲー風を名乗るからには美少女立ち絵は必須です。

AIでキャラクターを作れるのはわかりますが、特に一貫性のあるキャラクターを作れることが重要だと考えています。

今回、キャラクターづくりのために活用したAIによるイラスト生成サービスであるLeonardo AINovel AIStable Diffusionをそれぞれ試してみたので比較&紹介します。

結果、Stable Diffusionを自前で構築するに至りました。

この記事でわかること

  • Leonard AI、Novel AI、Stable Diffusionそれぞれの価格感や特徴、得意なこと&苦手なこと

Leonardo AI

Stable DiffusionがベースとなっているサブスクのAIイラスト生成サービス。
リアルな人物画はもちろん、アニメ風イラスト等も生成可能。

価格帯


自分はArtisan Unlimitedを月額で契約しています。

トークン切れが嫌なので、週に2回位はガッツリ作るかもな状態なら$30はらってArtisan Unlimitedにしちゃってもいいと思います。

特徴

  • リアルな人間の画像からアニメ画もいける。

得意なこと&苦手なこと

  • 得意なことは、リアルな人間画の生成。ただ、アニメ画も自分で学習用の画像データセットをぶっこめばいいものができる。

Novel AI

価格帯


自分は一番上のOpusというプランで契約しています。課金しないと自分が満足いく画像を作るまでにトークンを使い切ってしまいます。3時間位で5000トークンくらい使ってしまったので、ちゃんと作りたい人はOpusのプランでいいと思います。

特徴

  • AI画像生成だけでなく、AIによるストーリー作成もできる。
  • 日本のアニメ・漫画風のイラストを作りやすい。
  • 日本語UIがある。

Novel AIは日本のアニメ・漫画っぽいイラストを作りやすいというのをウリにしてるみたいです。テック系サブスクにおいては珍しい気もしますが、日本語UIもあります。(アニメ大国日本バンザイ!)

得意なこと&苦手なこと

  • 得意なことは、アニメキャラっぽいものを作ること。
  • 苦手なことは、リアルな人を作ること。

二次オタに向いていると思います。個人的にはLeonardo AIより良さげでした。

Stable Diffusion

価格帯

  • 高性能なGPUがすでにあれば無料。新しく買う場合は20万円前後〜40万円程。



↑自作PC組み立ての様子↑

特徴

  • なんといっても拡張機能を自由にインストールしてカスタム性が高いというのがStable Diffusionの強みだと思います。例えば、ControlNetと呼ばれる拡張機能をインストールしておくと、同じキャラクターを作りながらもポーズを変えるといったことができるようになります。
  • 元祖画像生成AIという感じで、使っている人口も多いので情報を調べやすいのも良いです。

得意なこと&苦手なこと

  • 得意なことは、「オリジナリティのある画像生成」です。いろいろな拡張機能をモデルから学習させて作れるので、可能性は無限大。
  • 苦手なことは、「今すぐ画像を作る」です。どういうことかというと、前提としてローカル環境でStable Diffusionを動かすにはハイスペックなコンピュータを買って組み立てるという作業と、環境構築が必要になります。

Stable Diffusionは、同じキャラクターを一貫して作りたいという強いこだわりがある人には向いている気がします。自分はControlNetを試してみたい一心でローカルに構築してみました。

まとめ

Leonardo AI Novel AI Stable Diffusion
約$30 約$25 約20-40万円

Stable Diffusionは自動化とかカスタム性が優れてますが、お金もかかるので万人向けではなさそう。キャラクター作るだけなら、Leonardo AIかNovel AIのサブスクで十分かと。やすいし。

Stable Diffusionで最高の美少女が作れたらまた記事を書きます。

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